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ツッコミ日記 Encylopedia


[アニメ][マンガ] 映画鋼の錬金術師と武装錬金 [長年日記]

2006年03月19日 01:35更新

鋼の錬金術師 シャンバラを征く者

最終舞台挨拶の回を見てきました。

見てきたんですが、なんていうか自分がものすごく場違いというか、いやもうね、「これなんの集まりですか?」みたいな感じですよ。少なくとも「『少年誌』で連載している作品」の劇場アニメを見に行ったとは思えない光景でした。ちょっと怖かった。

なにしろ……

劇場にいたお客さんはほとんどが女性 (9割?) で、男はどこにいますか…な状態。

劇場にいたお客さんはほとんどがリピーター (9割?) で、17回目という人もいた。

舞台挨拶が終わったら席を立ってどこかへ消えていった (追っかけ?) のが1/4〜1/3ほど。

なんか数学の集合の問題みたいだ。

舞台挨拶がなかったら、ガラガラなんだろうか……。

舞台挨拶に来たのは、エドの中の人と、大佐の中の人と、中尉の中の人と、監督と、佐藤藍子(?)の人。意外だったのは、エドの中の人 (女性) が、来場してた女性に人気が高かったこと。女性の声優は男が萌えてるもんだと思ってたので、なにか不思議な感覚だった。あ、でも、宝塚と似たようなものなのかな。そう考えるとそれほど不思議でもないのか…。

最初、オープニングに流れてたやりとりは鋼の錬金術師をきちんと見てない人のためのものだと思ってたら、ちゃんとストーリーの根幹に繋がってたのがよかったかな。それと、現実世界のほうは史実をベースにしてたのが興味深い。後で調べたら、最初にマブゼと名乗った映画監督 (フリッツ・ラング) も実在する人物だった。

ただ、現実世界での科学分野の考証はあくまで娯楽にとどまるレベルに押さえ込んだって感じなのかな。錬金世界との対比には遠い感じがした。

舞台挨拶の時に、1回見ただけでは云々……と言ってたので、ストーリーが入り組んでいるのかと思ったら、どうも現実世界に錬金世界のキャラが散りばめられてるというだけっぽい。好きな人が何度も見て確認したいと思うのは、錬金世界の主要キャラが現実世界のどこのどのシーンに配置されているか、とか現実世界に登場する人物・出来事がどの程度史実とあっているかを確かめるとか、ようはそういう本筋と関係ない部分くらいじゃないかと思われ。

場面や演出的な部分での移り変わりがややはやいかもしれないので、たとえばジブリ作品のような前半ゆっくりと作品が流れて最後に一瞬急展開するようなもののつもりで見てると、いろいろと見逃すところもあるかもしれないけど、普通に映画を見るつもりで見てればちゃんと話もキャラも追えるものになってる。

ただ、もったいないなぁと思ったのは、ラースにまつわるエピソードがきちんと描かれていなかったことか。テレビアニメでお腹いっぱいになるほど散々描かれたのでいらないと言ってしまえばそれまでだけど、ラースにまつわる一切の部分がラースの最期を見ないとかなりわかりづらい。最後まで見て「なるほど」と思わせるようなものとは違うだけに、見ていてもったいないと感じた。

まぁ、そもそもこの映画においてはホムンクルスの扱いがそっけないというか、物語を進めるための道具としてしか扱われていない印象を受けるので、仕方のないことかもしれない。

武装錬金ファイナル

ということで、発売中の赤マルジャンプ掲載の「武装錬金ファイナル」を読んでみました。結論から言ってしまうと、完結しておらず、次の赤マルジャンプに「武装錬金ピリオド」が掲載。

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