もうすぐ最終回なのになぜ総集編やってるかな。
こういう、内容無いのに話数だけあわせてとりつくろうやり方は個人的に嫌いなやり方で、見てるほうもただ時間の無駄としか思わないんだよねぇ。日テレのストIIでやってた波動拳で時間かせぎするのとか、ドラゴンボールZでやってた対峙と戦闘で時間かせぎするのと同レベルのことを1話まるごとやられたって感じ。
単なる総集編ではなく、彼女の視点から見たガンダムSEED DESTINYと考えても、いまこのタイミングでやるこっちゃないなぁと思うし、どちらかというと前回の話を収録するDVDかなにかにつける番外編とか、そういう風にすればいいのにと思った。
…というか、DESTINYってやたら総集編が多いような気がする……。
山田風太郎「甲賀忍法帖」、最近の流行なのですかね? というのを映画「SHINOBI」のCMを見てふと思った。
甲賀忍法帖は、徳川の世継ぎを決めるため伊賀と甲賀それぞれ10人ずつ精鋭を出して戦わせる忍者バトルもの。…とわかったような書き方をしているが、実は原作は読んだことがない。それよりも山田風太郎の作品を1つも読んだことはない。そんな人間が何を語っても仕方ないので、特に作品については語りません。
その甲賀忍法帖、せがわまさきによってコミカライズされ、2003年くらいからヤングマガジンアッパーズで「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」連載されました。その後2005年にテレビアニメ化。通常の私であれば特に興味もなくスルーするわけですが、このアニメについては銀河鉄道物語に関わったスタッフが多く参加しているため、放送前から気になってました。残念なことにUHF各局での放送であったため本放送のチェックができなかったのですが、以前銀河鉄道物語関連のオフ会で鑑賞会が設けられ、アニメとしての出来の良さにいたく感動したわけです。
その甲賀忍法帖、今度は角川書店からコミカライズされています。「甲賀忍法帖・改」。これがすごい。一言で表現するなら、近未来サイバーパンク甲賀忍法帖。この前たまたま単行本1巻が発売されているのに気づいて気になって立ち読みでチェックしてみたのですが、なんといいましょうか、あまりのぶっ飛んだ作品世界設定に笑えます。興味ある人はぜひチェックしてみてください。
さて、話を最初に戻すと、今週末から劇場公開される映画「SHINOBI」。一応リンク入れときましたが、画面いっぱいのブラウザが表示されるのでそれでもいいなら公式サイト見てください。で、このSHINOBI、CM中のセリフで役名が出てきてはじめて甲賀忍法帖と気づいた次第。タイトルにSHINOBIとしか書かれて無いので、甲賀忍法帖と全然気づいておりませんでした。気づくの遅すぎですね。でも、どこかに甲賀忍法帖と書いておいてくれよん、と思いましたです。はい。
発売中の「The デザート」10月号に映画「SHINOBI」のコミカライズ掲載だそうで。後でチェックしてみようかな。それにしても、少女マンガ(だよね?)に甲賀忍法帖ってのもすごいですな。