俺は小学生、工藤新一。
幼なじみで同級生の毛利蘭とコミケに行って、メイド服の女の怪しげな取り引き現場を目撃した。
やり取りを見るのに夢中になっていた俺は背後から近付いて来るもう一人の仲間に気付かなかった。俺はその女に毒薬を飲まされ、目が覚めたら体が大きくなっていた!!
工藤新一が生きていると奴らにバレたらまた命を狙われ、まわりの人間にも危害が及ぶ。阿笠博士の助言で正体を隠すことにした俺は蘭に名前を聞かれて、とっさに江戸川コナンと名のり、奴らの情報をつかむために父親が原型師をやっている蘭の家に転がり込んだ。
俺は毛利のおっちゃんを名原型師に仕立てるべく時計型麻酔銃でおっちゃんを眠らせ、蝶ネクタイ型彫刻刀を使っておっちゃんのかわりに原型を作っている。この二つのメカは阿笠博士の発明品だ。博士は他にもターボエンジン付きリューターや、歪曲追跡メガネ、研磨力増強紙やすりなど次々とユニークなメカを作り出してくれた。
蘭もおっちゃんも、オレの正体には気付いていない。
知っているのは阿笠博士と、西の小学生原型師・服部平次、それに同級生の灰原哀。彼女はメイド服の女の仲間だったが組織から逃げ出す際、俺が飲まされたのと同じ薬を飲んで体が大きくなってしまった。メイド服の組織の正体は依然として謎のまま。
たった1つのフィギュア見抜く
見た目は大人、頭脳は子供。
その名は原型師コナン!!
…………
そんなわけで謎の組織のせいかどうかは知りませんが、フィギュアを買ってもらえなかったために27歳の無職男性が自宅に放火するという事件が発生しました。
フィギュアが欲しかったので母親にお願いした
↓
買ってくれなかった
↓
口論
↓
自宅に火をつけた
↓
自首して逮捕
……という流れのこの事件、産経新聞のサイトに掲載された記事を見る限りでは、逮捕された男性がニートなのか、引きこもりなのか、ケガなどで働けない状態なのかなどがわからず、少々奇妙な事件となっています。
なににせよ、おそらくは大好きであろうフィギュアが自宅に他にもあったと思うわけで、そのフィギュアたちを自らの手で葬り、そしていまごろはフィギュアとは無縁の生活を強いられていて、場合によってはしばらくフィギュアとはお別れだと思われ、本当にそれでよかったのか? と思うばかりです。