おそらくこの本を買おうとしたら最低でも秋葉原か神保町まで遠征せにゃならんだろうなぁという予測の元、ネット通販で予約していました。案の定、発売日後、私の生活圏において入荷された気配はありません。1軒だけ入荷する可能性の高い書店があったのですが、そこでさえ入荷してませんでしたから、寂しい限りです。
そんなわけで、その注文していた本が、仕事に行こうかなぁという時間帯に到着。毎度ながらヤマト運輸は早いんだけど、なんでいつもそんな朝一番で来ますかね? 私は別に朝一番で来てくれるほうが、家に誰か必ずいるからありがたいわけでいいのですが。
届いたものはこれ。
一瞬、帯がついているかのように見えましたが、単にカバーがそういうデザインになっているだけです。
さらに工夫がしてあって、カバーはリバーシブル。裏面は原本のデザインとあわせてあります。
ただ、このカバーの紙質がさほどよろしくないように感じるので、あまり裏返したくないというのが本音です。折り返しのところが疲弊して切れてしまうのではないかという危機感が……。
「緑の天使」のほうですが、原本に収録してあった「化石の森の天使」は今回収録されていません。表現上の問題ということなので、そういう理由だと今後復刻される可能性は限りなく低いのかな、と思われます。
昨日も話題にしていた松本先生初期2作品の復刻版。25日には見つけることはできなかったのですが、26日の晩には見つけることができました。で、一通り読んでみました。以下、この2冊について調べて手元の資料を基に調べ倒して書いているので、長く濃い内容になっています...
私は発売日に京都駅付近を何店舗か徘徊して見つけました。<br><br>「化石の森の天使」の未収録は少し惜しいような気がしますね。
惜しいですよね。セリフだけの問題ならどうにでもなるんですけど、描かれてしまってるのはどうしようもないですからねぇ。全体を生かすためにそこのページを描きなおすか、作品のオリジナル性を尊重するかは悩みどころでしょう。<br>今回のは手塚作品のように一言断りを入れて収録したところでクレーム必死な気もするし、小学館だとそもそも復刻は無理でしょうね。オバQやジャングル黒べえでさえダメなんだから。ジャングル黒べえの復刻を夢みてる今日この頃。
平成18年2月5日(日)まで開催されている<br>松本零士コレクションでつづる「漫画誕生から黄金バットの時代」展<br>テイパ−ク売店では2冊とも販売されていました。<br>*平成18年1月29日(日)の「松本零士講演」漫画の歴史を語る<br>開催時に販売されている事を確認しています。