・楽天のお粗末ショップに母の日暗転…百件近い苦情 (ZAKZAK)
コンピュータと言っても、何かのトラブルでおかしくなることがあります。システムを過信するのもよいですが、何かがあった時に困るのは自分たち。
データのバックアップをとっていなかったために大事なデータを失ってみたり、事前に対策をしていなかったためにウィルス被害にあって仕事にならなかったり、予備のサーバが無いがために復旧まで時間がかかったり、無停電電源装置を用意しなかったために瞬間的に停電があってサーバが落ちたり。
個人でも同じようなことが言えますよ。サーバだけにメールを保管しておいて、サーバの故障で最後のバックアップ時点以降のメールが消滅、とか、バックアップとっていない状況下でHDDがトんじゃったとか。ちょっとしたことで最悪の状況を脱することが可能なのに、そのちょっとしたことがなかなかできないものです。
コンピュータなんてのはいつかぶっ壊れるし、バグや仕様ミスが完全になくならない限りはおかしな動作だってする。絶対トラブらないシステムなんて作れませんからねぇ。だから、限りなくトラブらないシステムを目指して、トラブった場合を想定したシステム構築と運用を行うわけです。
このお店にしても、そこまで考えて商売してただろうか? 普通の品物なら入荷と同時に梱包・出荷して配達日指定にしておけばいいけど、花はそうはいかないからどうしても出荷がギリギリになるのはわかる。ただ、出荷前に品物の最終チェックをしていれば早々に発覚したんじゃないかな。
まぁ、その配送システムとやらの中にあるデータを参照した際に、その時点でデータに間違いがあったらチェックしても間違った品物が正しい状態になってしまうわけで、実際はどうだったんでしょうね。掲示板のほうも凄い状況で、システムトラブルに加えてそもそも許容以上の受注を受けてたんじゃないかと思しき臭いが……。
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