最近ふと思うんですが、ハードディスクレコーダーの中に入ってるハードディスクってどれくらいの信頼性があるんでしょうね。普通にパソコンで使ってるハードディスクでさえ2〜3年もてばよいほうで、あとはいつ死ぬかドキドキしながらXデーを待つ……みたいな感じ。ハードディスクレコーダーは一応家電ではあるだろうから、それなりの過酷なテストに耐えてきた精鋭なのだろうけど、ハードディスク自体にはさほど違いはないだろうからなぁどうなんだろうなぁ、なんてことを思ったりします。
パソコン用のハードディスクは1MBあたりの単価も100円切ったりして昔に比べるとずいぶん安くなっています。それに対してサーバ用のハードディスクなんぞ、たかだか36GB程度のものが20万とか30万とかして、面白いくらい高かったりします。じゃあその違いはなんだとなると、普通よりも細かいテストが行われているだけで実はさほどの違いがないという話をどこかで聞いたか見たかしたような気がしないでもない。
ハードディスクなんてものは私の感覚ではただの消耗品なのでそのうちぶっ壊れることを前提に使うもんだと思っています。だからバックアップは重要です。ある日ハードディスクがぶっ壊れて、大事なデータがぶっ飛んではじめてそのことに気づかされます。あぁ、バックアップしておけばよかった、と。しかしながら最近はバックアップしても仕切れないような状況で、だいたいたとえば100GBのデータをどうしてバックアップするよ? と考えると、面倒がないのはDATを使う手段かななんてことを思ってみたり、いっそのことバックアップ用に外付けハードディスクを用意したほうがいいんじゃないかなんてことを思ってみたり、だったらいっそのことRAIDにすればいいじゃんなんてことを思ってみたりして、先日ヨドバシに行った際にふと外付けRAIDのガワを眺めてみたりしました。1個あったら便利だなぁなんて思ってみたり。
そんなこんなで今日は客先のサーバルームが停電になる日。そのため事前に各種機器の電源を落とし、停電に備えなければなりません。ただそんなことはたいしたことでもなく、数が多いというだけで順番さえ間違えなければさほど大変なことはありません。
問題は起動時。
停電が終わり復旧した後、全機器を起動しなければならない。その際になんらかのハードウェア障害が発生する可能性が一番高く、その中でもディスク障害が最も多い (経験上)。
「x君(※)のディスクが壊れたりして(笑)」
なんてことを冗談で言っていたら、ホントにぶっ壊れてくれました。それもサーバ2台も。RAIDだから新しいのを挿しなおせば済む話ではありますが、なんていうか、停電後の起動はいつもいつも心臓に悪いです。
※ IBMのxSeriesのこと。