11/25(土)、届きました。
早いところでは11/18あたりに届いていたようです。私は先行予約最終日に予約をしたので一番遅いほうだろうと思っていましたから、そのうち届くだろうくらいにしか考えてませんでした。そういう意味では11月中に届いたというのは予想より早かったかなと思っています。
ただ、品物が届いてから発送のお知らせメールが来たんですよねぇ。何のためにお知らせメールが存在して、宅配便を利用しての発送で、配送状況が逐次確認できるシステムなのか、そのあたりが全然活用されてません。品物も紙製の箱に入ってきましたが……
……箱の一部が少し破れてるのも1chipMSXの仕様ですかね? 破れるほどの、何があったかはわかりませんが、もう少し丁寧に扱って欲しいものです。お知らせメールもそうですが通販対応としての品質は低い印象を受けました。マニュアルとCD-ROMが後から送られてくるそうですが、落丁・乱丁はもちろん、盤面にキズが無いかどうかとかちゃんと読み込めるかどうかとか、そういうところからチェックしないとダメかなぁ……。
届いて早々、気分が萎えますな。
まぁ、それはともかくとして、今回同梱されてきたのは、本体、ACアダプタ、簡易マニュアルの3点。
ケーブル類やキーボードなどは一切ないので自分で用意する必要があります。まぁ、テレビに繋げるにしてもAVケーブルは100〜300円くらいで入手できますし、使わずそのへんに転がっているものがあればそれを使えばいいし、キーボードも安いものなら500円前後で売ってますから、さほどの問題もないでしょう。
せっかくVGA出力ができるので、私はパソコン用のディスプレイに接続してみました。切り替え器を使っているので余分なケーブルもキーボードもいらず、便利です。まぁ、それでも音声用のケーブルは必要になりますが…。いやぁ、それにしてもVGAだと画面が綺麗ですな。テレビでの滲みもなく、くっきり表示されます (滲むことを前提にグラフィックが描かれている場合だと逆に汚く見える諸刃の剣ですが)。
そんなわけで動作チェックしてみました。とりあえず動かしてみたものは、
・ドラゴンクエスト(MSX版)
・ドラゴンクエスト(MSX2版)
・ドラゴンクエストII(MSX版)
・ドラゴンクエストII(MSX2版)
の4つ。
先日のゲームショウではMSX版DQ2のみをチェックしたので今回は4つとも全部起動してみました。動作的には問題はなさそうですが、最後までプレイしてないので本当に大丈夫かどうかはわかりません。それらについては今後再プレイする際にあわせて検証していきたいと思います。
ちなみにカートリッジを差した上体はこんな感じです。
1chipMSXは意外と小さいです。はい。
■ドラゴンクエスト(MSX版)
とりあえず起動OK。
復活の呪文を入れて、外に出て何回か戦闘してみましたが特に問題なし。
モンスターグラフィックが見れるモードにできませんでした。キーボードの問題だろうか?
■ドラゴンクエスト(MSX2版)
とりあえず起動OK。
復活の呪文を入れて、外に出て何回か戦闘してみましたが特に問題なし。
スクロールが早いような気がしないでもないけど実機が手元にないから比較できない…。
■ドラゴンクエストII(MSX版)
とりあえず起動OK。
復活の呪文を入れて、あぶないみずぎ入手イベントをやってみた。
仲間の名前変更コマンドはOK。
■ドラゴンクエストII(MSX2版)
とりあえず起動OK。
復活の呪文を入れて、あぶないみずぎ入手イベントをやってみた。
仲間の名前変更コマンドはOK。
次にFDのチェック。
FDを使いたい場合は、
・純正の外付けドライブを使う
・SDカードにイメージを入れるなり、実ファイルを入れるなりして使う
・USBドライブを使って、ドライバを自作して使う
となる。私の取れる手段はSDカードを使う方式のみなのでそれでやってみました。
手元のFDをイメージ化したファイルはあるけど、1chipMSXでそれを読み込ませるための準備が面倒だったので実ファイルでやってみた。やったことは簡単で、2DDのFDをWindowsマシンにぶっこんで、ExplorerでSDカードへファイルをコピーして、そのSDカードを1chipMSXにぶっこんで起動しただけ。MSX-DOS2が起動し、ちゃんとファイルが見れた。
今回テスト用に引っ張りだしたFDには懐かしいファイルがあって、新しいものだと1994年、古いものだと1992年の最終更新日付になってる。14年以上もちゃんと読める状態ってのも、予想外でした。ちゃんと保管していればちゃんともつものですね。中身は、と言うと、昔、雑誌やCDなどについていた楽譜をもとにMSX-BASICのFM音源拡張機能を使って作ったいくつかのBASICファイル。スペースハリアーのメインテーマと、とドラゴンスピリットのエリア1エリア3、イシターの復活のローパー、グラディウスIIの3面ってな感じでした。
当時、マイコンBASICマガジンにはライターが楽譜を起こして、それを掲載したりしてました。いまでもその一部を保管してあります。他にもサントラCDに楽譜がつくことも結構あって、それらの中から自分の好きな曲を
作ってました。もともとは、SONYのMSX2デモ用に作られたドラスピ1面曲が中途半端な出来だったのがなんか納得が行かなくて自分で作ってみたのが最初だったのですが、なんだかんだ楽譜とにらめっこしながら楽しんで打ち込んでた記憶があります。
リンク先のmp3ファイルは、エミュレータのblueMSXを使って録音したものです。最初、1chipMSXで録音しようと外部入力経由で試してみたらノイズだらけでどうにもならなかったので断念。はじめて外部入力をやってみましたけど、ノイズ対策せにゃダメみたいですね。
……ってな感じで動作チェックやってるうちに土曜日の夜は更けていきました。キリが無いです。
パッケージに書かれたこの絵なのですが……
まぁ、1chipMSXに興じる親子の微笑ましい姿だと思いますが、
見ようによっては、
後ろで男性が棒を持って子供の頭を小突きながら何かしてるとか
帽子をかぶった子供が夢中になっているのに腹を立てたDQN親が背後から首を絞めようとしているとか
背後から近づいてノーブラボイン撃ちを食らわせようとしているとか
背後から近づこうとした不審者の胸を、子供が右手で一撃食らわせたとか…
えーと、これ何の心理テスト?
有志によるまとめWikiができています。