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ツッコミ日記 Encylopedia


[ゲーム] DSでも死ぬがよい「ケツイ デスレーベル」 [長年日記]

2008年10月29日 01:27更新

DSでも死ぬがよい「ケツイ デスレーベル」

2003年、ケイブからアーケード版「ケツイ〜絆地獄たち〜」登場。弾幕シューティングとして人気を博すも、長らく家庭用への移植がなされなかった。アリカがPS2への移植を検討したが、ステージ5を完全再現できないと判断し移植を断念したことが関係者のブログで語られる。その後2007年(だったか)、ニンテンドーDSでデスレーベル(ボスしか出てこないモード)なケツイの動画が関係者のブログで公開され、イベントなどでラスボス戦のみと戦える試遊版がダウンロード配信されたりなどし、2008年になって正式に発売が告知された。

そして、2008年10月23日 DS用「ケツイ デスレーベル 絆地獄たち」発売。ちなみに2009年1月29日には、XBOX360「ケツイ 〜絆地獄たち〜 EXTRA」(移植担当は5pb)が発売予定。

ざっくりとこんな感じだったかと。私は弾幕シューティングに手を出さずに生きてきた人間なので、気の利いた説明なんぞできませんし。もし上級者しか相手にしてない内容だったら思い切り躊躇したんですが、今回のこれは初心者から全国ランカーまでがそれなりに楽しめるように調整されているということで興味を持った次第。携帯ゲーム機でシューティングが少ないし、ジャンル的に発売日に入手しておかないと後で入手困難になるかもしれない可能性があり、同日発売のドラキュラを後回しにしてこいつを買ってみました。

ケツイデスレーベル その1

まぁ、ぐだぐだ書いてますが、単純に「携帯ゲーム機で移動中などにサクっとシューティングやりたい」ってだけなんですけどね。携帯ゲーム機でシューティングやりたい時点でドアホウだと思います、自分でも。

さて、今回のこれは、シューティングでは当たり前のように存在する「道中」が基本的に無く、延々ボスと戦うゲームです。ボスラッシュオンリーと思えばよいのではないかと。ゆえに、道中があることを期待して買う場合は、ものすごいガッカリします。ちなみに一応道中が存在するモードもあるといえばありますが、普通の人にとってはあっても無いに等しいようです。

メニューは、ゲーム、レコード、リプレイ、スペシャル、オプション、ダウンロードの6つ。

レコードは、各ステージのスコアや倒したボスの数、プレイ時間、取ったチップの数などゲーム中のさまざまなデータが記録されています。また、「EVAC REPORT」なるものもあり、ゲーム中に条件を満たすとイラストを隠したパネルがどんどん開いていくというオマケがあります。

リプレイはその名のとおり、ゲームのリプレイデータを残せます。

スペシャルは「教えて!IKDさん」というAC版開発者によるコントのようなゲーム解説が見れます。内容は参考になりますが、内輪ネタが大好きな人向けのオマケですね。

ダウンロードはエヴァッカニア・ドゥーム戦のモードを配信できるモードです。

肝心のゲーム本編は、全部で以下の9つの難易度があり、それぞれに設定されているボスと戦っていきます。

NOVICE

NORMAL

HARD A

HARD B

HARD C

VERY HARD

DEATH LABEL

DOOM

EXTRA

難易度は最初からすべて選べるわけではなく、難易度の低いものをクリアしていくと上位の難易度が解除されていくようになっています。難易度の低いものは、だいたい3〜4体のボスと戦うことになり、確かに比較的難易度は低いと感じました。アリカの女性社員も動員して難易度調整したらしく、確かにプレイはしやすい。だんだんと難しくなっていくのがわかるので、弾幕シューティングに慣れていくのがわかります。弾幕シューティングなどほとんどやったことのない私でもHARD Cクリアまではサクサクと進めましたし、弾幕はちょっとなぁ、という人でも敷居は低いと思われます(問題なのは携帯ゲーム機だっていうことと、道中が無いってことくらいかと)。

で、現在VERY HARDがクリアできず停滞中であります。ここからケツイ的に本気出してくるあたりらしく、ボスがいきなり11体になります。普通ならあきらめてもいいのですが、このゲームの特徴としてゲームオーバーになると初期残機数が1ずつ増えていくというのがあります。はじめは残機2なのですが、10回ゲームオーバーになれば12機からはじめられます。ゲームに対する慣れに加えて少しずつ増えていく残機に助けられて、頑張れる仕組み。残機数は20までしか増えないようですが、2の状態でやり続けろと言われるよりは希望もあるわけで、私のような凡人にはありがたいシステムです。先述のEVAC REPORTの件も、解除条件の中には、ボスを倒すというような単純なものから、1回のプレイで3億突破みたいなもの、すべての機体を使用した、とか風変わりなものもあったり、単純に普通にプレイしてクリアする以外にも楽しめる要素があり、それなりに楽しんでおります。

ところでこのゲームはゲーム本体のほかにAC版の攻略動画が収められたDVDがついているため、こんな紙製の箱に入った状態です。

ケツイデスレーベル その2

セガサターンの格ゲーとか思い出しますね。

ペケスト

パッケージ裏には、宣伝文句が書かれているのですが、

死ぬがよい

「DSでも死ぬがよい」

死ぬがよいって確か別ゲーム(怒首領蜂だか大往生だか)のフレーズだろ、と突っ込みいれつつプレイしようかと思ったら、なにやらDSの感触がおかしい。なんだろうと思って眺めてみたら……

DSです

DSです。

DSですね

裏から見ても、DSですね。

何か違和感があります。近寄ってみましょうか。

DSの蝶番……

あ……。

比較画像

わかりやすいように比較画像。

DSでも死ぬがよいっていうか、すでにDSが死ぬがよい状態になっているんですけれども。

いつの間にこんな状態になってしまったのだかわかりませんが、任天堂病院に入院せにゃならんようです。入院はゲームギアのバックライト交換以来だから何年ぶりだろう。バックライトは寿命によるものだから仕方ないとして、故障という点ではゲーム機初になりますな。初が任天堂製品というのも面白いもんですが。

そんな状況ですから、せっかくケツイデスレーベルを買ったのですが、仕方ありません。

ガンガン、プレイすることにします。

気の済むまで。

「もうやめて!! とっくにDSのライフは0よ!!」

蝶番部分の故障なのでそうはならないと思いますが、そうならないうちに11月頭に入院させる予定。

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