ツッコミ日記 Encylopedia

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」を見てぼかぼかしてきた

6/27(土)。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」の公開初日。

見てきました。

本当は日曜に見ようと思ってたのですが、上映開始30分くらい前に急遽予定変更して映画館へ向かった次第。混んでるかなと思いましたが、普通に座席も予約できました。

見た感想ですが、予想以上に面白かったです。前回の感想では「再構成の名を借りた別物」と表現しましたが、今回は「再構成どころじゃない別物」かな。完全に別物ってわけじゃないけど、別物って言っていい。テレビ版を散々見たって人が見ても十分楽しめるんじゃないかと思います。「序」を見たならとりあえず見て損は無いと思うし、見ようか迷ってる人なら見てもいいんじゃないかと思います。幸い、7/3(金)の日テレ金曜ロードショーで「序」が放送されますから、それを見て、4日の土曜日とかに見に行くのもよろしいかと。とりあえずお勧めしておきます。

ただし、ちょっとグロいの苦手、という人はきついかもしれません。

以下、いろいろ。

できるだけネタバレにならないように努力してみるつもりがネタバレだらけになったので、映画見てない人は見ないほうが吉。

ネタバレ。

・新キャラのマリが冒頭から活躍し、使徒相手に伍号機で自爆かましてくれた。メーカーの「何やっちゃってんの！」という声が聞こえてきそうだった。

・↑の使徒が、第三使途だそうですよ。

・マリはエヴァの中でのん気に歌うたってるけど、そういうキャラですか、そうですか。

・加持がゲンドウに渡したトランクの中身、アダムかと思ったら「ネブカドネザルの鍵」とやらだった。そういえば加持がネルフ本部に来た時、アスカと一緒では無かったなぁ。そもそもアスカとの面識も無い様子。

・ユイの墓参り後に時計型(顔が長針と短針、振り子がコア)の使徒登場。テレビ版だと双子の使徒に相当するのだろうけど、デザインが大幅に異なる。

・第七使徒 VS 弐号機。アスカ登場＆活躍。テレビでは双子使途相手にユニゾンキックかましてたけど、今回は、弐号機のみで撃破。板野サーカスやらかした後にトップをねらえのキックみたいな感じで撃破してたけど、見ててすごい気持ちよかった。

・みんなで海洋なんとか研究所とかそんな感じのところへ見学に行く。生物が住めない赤い海をもとの青い海に戻す研究をしているところ。セカンドインパクト以前の生物が生態保存されているところ。亀をはじめて見るらしく驚いていた。

・シンジの持ってきた弁当を食う。綾波は肉が嫌いなので弁当食べられない。味噌汁を飲む。いたく気に入った様子。

・エヴァ六号機は月面で建造中。なんだか特別なものらしい。

・第八使徒。テレビだと上空から落ちてきて初号機が受け止める、あれ。こちらもデザインが大幅に変わり、上空では球体。高度1万mくらいで元の手を広げたような姿になる。超高密のATフィールドを展開しているらしく、光が歪められている。…と説明があるのだが、青い空をバックにしてる場面ばかりでそれをなかなか確認できない。確認できたのは地球がバックになっているシーンで。一瞬だから確認しづらかった。

・第八使徒 VS みんな。使途が少し賢くなって戦闘が激しくなってたのが印象的だった。シンジが痛そうなのだが、すごく我慢してた。テレビのころだとすぐ諦めそうなのにずいぶん成長したもんだ。

・初号機が走るシーンがかっこいい。ただ走るテレビ版と違って街に仕込まれた様々なギミックを駆使するのは見ていて興奮する。でも、ソニックブームが出た瞬間、初号機が屁をこいたように見えて笑ってしまいそうになった。

・前半で集中的に戦いして、中盤は普段の生活でいっぱいだ。こういう時って結局うまくいかないから、一見してほのぼの展開だけど見てるほうとしてはハラハラする。

・各キャラの性格が微妙に変わってる。

・ゲンドウはだいぶ素直になってるなぁ。レイとゲンドウの会話は、見てる側としてはニヤニヤしっぱなしな気分になれる。

・レイがずいぶん人間らしくなってるなぁ。ゲンドウとシンジにぽかぽかしてもらうために食事会を企画して、なおかつ自前で味噌汁作るなんて。

・アスカがずいぶん素直になってシンジラブになってるなぁ。今回のアスカとマリを足すと、テレビのアスカになる感じがする。役割分担させたのかな。

・加持がずいぶんシンジラブになってるなぁ(笑) カヲルの役割をもらっちゃったのか。

・マリがパラシュートで登場。シンジを「いいにおい」と。なにこいつもシンジラブ展開なのか？

・第九使徒。参号機を乗っ取ったやつ。ここは一番驚いたなぁ。まさかそんな展開になるとは思わなかった。

・そこでその歌はどうかと思うんだ。いや、歌詞的には合ってると思うんだけど、曲的にそれはどうなんだっていう。歌が流れた時、リアルで吹いちゃったよ。いや、ホントに「ぶっ(笑)」って。曲を無視して歌詞だけに集中すればたぶん泣ける。映像的に苦手な人もたぶん泣いちゃう人もいるだろうし、話の展開的に泣いちゃう人もいるかもしれない。いただきます、して、ごちそうさましちゃうかと一瞬思ってしまった。

・一応原型はとどめてるみたいだけど、管だらけでよくわからんねぇ。それにしてもリツコのセリフは、キビしいねぇ。サンプルってあんた。

・職人さんってすごいねぇ。

・第十使徒。ゼルエルさん。テレビで零号機がN2地雷で自爆したやつ。参号機戦がクライマックスだと思ってたけど、さらにとんでもない展開を用意していて、興奮しっぱなし(性的な意味じゃなくて)。

・どこかで見たなぁと思ったら、テレビ版の第弐話のアイキャッチに書いてたのが、BEASTか。なるほど。

・一瞬、マリがヤムチャに見えた。

・マリは、シンジに手をさしのべて、背中をポンと押してあげる役割か。とりあえず今回は。それ、前は加持さんの役割だったのにな。加持さん、いいとこ無しだな。

・暴走するとは思ってた。でもまさか暴走するのがシンジだとは思ってなかったよ。

・「僕はどうなってもいい。世界がどうなっても構わない。でも、せめて、せめて綾波だけはっ！」「綾波を返せっ!!」

・なんか光ったー。エヴァじゃなくてシンジの目が光ったー。あれ？ シンジがかっこいいぞ？

・そこでその歌はどうかと思うんだ。いや、歌詞的には合ってると思うんだけど、曲的にそれはどうなんだっていう。歌が流れた時、今回は耐性があったからさすがに吹きはしなかったけど。

・何も使わず左手復活とか、2〜30に重ねたATフィールドを1発でぶっ壊すとか、ビームとかむちゃくちゃだろ。もっとやれ！

・「私が死んでも代わりはいるもの」「代わりなんていない！」

・うひょー、エヴァが熱血アニメになってるー。

・手を伸ばして「来い！」

・あれ？ これなんて天元突破ヱヴァンゲリヲン？

・「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」

・とか言いながら、刺しとるじゃないか。

・予告

・レイとシンジを取り込んだまま凍結されるエヴァ初号機

・廃棄される要塞都市

・幽閉されるネルフ関係者

・ドグマへと投下されるエヴァ六号機

・胎動するエヴァ八号機とそのパイロット

・ついに集う、運命を仕組まれた子供達

・果たして、生きることを望む人々の物語は、どこへ続くのか

・次回

・ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Ｑ

・Quickening

・急＝quick

・胎動＝quickening

・？＝question