10/25(日)。
マンガート ビームスT代官山 にて行われた「松本零士トークショー&サイン会」に行ってきました。
二部構成になっていますが、どちらもトークとサイン会となっており、入れ替え制です。
司会の女性と松本先生によるトークが20分ほどあり、その後、サイン会という流れ。色紙は店で用意されたもので、一般的なものではなく、レコード会社のサイン会などで用いられるような薄手の紙。サイズはA4でした。リクエストOKでしたので、私はコーシカを描いてもらいました。
当日はいっぱいいっぱいになるかと思ったのですが、第二部では満席にならなかったので、第一部だけではなく第二部にも参加してきました (サインはどちらか片方のみしか参加できませんので、トークのみです)。
さて、トークについてですが、第一部について以下に詳細なレポートが掲載されています。
→ 大先生に会ってきた。 松本零士トークショー&サイン会@BEAMS 取材レポート|30Gspot
……ので、第二部でとったメモからピックアップしてみます。
・おしゃれな町だと思ってたら、店に入って同期の作品がたくさんあって驚きました
・彼らとは、中高生のころから交流があったんです
・鉄腕アトムの初号試写の際、一番いい席をもらったのだけれど、挨拶の時に互いに顔をあわせてしまい、手塚さんが大笑いして挨拶にならなかった
・(銀のコーシカについて) このまま地球破壊、温暖化が進むと、金星や火星のようになるぞ、という思いをこめている
・(羽黒妖の由来) 羽黒妖の妖は妖精の妖。時空をこえた妖精。
・(羽黒の由来) 黒羽温泉に行った際に、時々ガスが出てるから注意しろと言われた。九尾の狐と罵られて殺されてしまった女性の呪いがかかった場所で、人の世を恨んでいる。千年の間、人の世を見続け、弱い者に同情し守るようになった。それで、黒羽をひっくり返して羽黒、と。
・(コーシカの由来) 日本橋の、橋のたもとの映画館にいった帰りに、友人と一緒に西銀座のコーシカという名前の飲み屋に入ったら、ロシアのおばさんがいて、コーシカの意味を尋ねたら「子猫よ」と。
・(取材で訪れるとテーブルにゴロゴロと石が置いてありますが…という司会の質問に対し) 隕石、隕鉄です。子供の頃から川などで拾ってきて、それがゴロゴロしてる。
・(化石が……と司会がふると) あれは恐竜のフン石。恐竜のフンですね。
・小学生のころに天文に興味があり、望遠鏡を自作しました。賞状の筒にレンズを入れて。中学になったらメガネ屋のセガレがいて、絵をかいてくれたらレンズをくれてやるというんで、かいたら、デカいレンズをくれて。自分で磨いたんですが、倍率が足りなかった。磨き足りなかった。
・(アンドロメダの距離について) 測定の精度があがって倍くらい距離が違うんです。子供の頃に覚えた数字を使いたいのですが、と、天文の大先生に聞いたら、「この広い宇宙で、100万光年や200万光年は誤差の範囲内だ」って言われました。