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ツッコミ日記 Encylopedia


[事件][テレビ] 2006/04/14 字幕つけりゃいいってもんでもない [長年日記]

2009年02月28日 13:23更新

ゆとり字幕

最近、邦画に字幕がついていることがあるそうです。耳の不自由な人やお年寄りが映画を楽しめるようにという配慮からだそうです。

Sankei Web 文化・芸能 邦画だけど字幕つき ただいま急増中(04/12 09:06)

聴く能力に問題がある人というのは結構多いと思うんですよ。なにも聞こえない人、難聴の人、聞こえているけど処理しきれない人、それこそ様々。そういう意味で字幕がつくというのは、その作品を楽しむということに幅を広げることになると思います。昨今の松本アニメでも、銀河鉄道物語で日本語字幕がつきました。いままでだと字幕がついたアニメというのは全体からすれば少ないほうで、日本語字幕のついた海外版を手に入れなければ楽しめないという状態でした。そういう意味でこういう傾向というのは喜ばしいことだと思います。特にDVDであれば字幕ありなしの設定ができますから、邪魔にもならない (字幕がつく値段に影響するかもしれませんが…)。

ですが、“テレビのバラエティー番組などでは、若い芸人の話し言葉が速すぎて聞きづらいことから文字がテロップのように流れている”というのはどうだろう?

速すぎて聞きづらいというよりも、ただ単に滑舌の悪い芸人が増えて聞き取りづらいというだけじゃないだろうか。しゃべることが商売なのに滑舌が悪いってどうなんだろうって思いますよ。音痴な歌手、打てない打者、ポケットのないドラえもん、みたいなものです。ガチョウのモルテンのように、頑張ってほしいものです。

かつての漫才ブームの時は今よりもっと早口の芸人さんがいましたが、今以上に聞きづらいということは無かったですよ。むしろテンポよくて聞きやすかったように思えます。それと、昔のテロップって要所要所をおさえたものが多かったけど、最近はパッキンの緩んだ蛇口みたいに垂れ流しだからあまり面白くない。たまにしゃべってることと、テロップに書かれている言葉が違うことあるし。

まぁ、私もよく聞き返されるのは他人のこと言えませんが……。

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