朝起きたらネットワークが不通になっていた。
とりあえず障害点を特定せにゃならん。障害点と言っても、ごく単純な構成であっても
・WAN側の問題
・WAN側ケーブル損傷
・ルータの問題
− WAN側のポート故障
− LAN側のポート故障
− ルーティングテーブル破損
− ルータそのものの故障
− 他
・LANケーブル損傷
・NIC故障
・ドライバファイル破損
・Windowsの気まぐれ
パッと思いついて書きなぐっただけでもこんな感じになる。単に繋がらないと言ってもどこに問題があるのかわからなければ対処のしようがないし、改善の余地もない。だからまずどこに問題が発生しているのかということを見極める必要があります。
ネットに繋がらない該当端末からルータに対してpingコマンドを使ってみる。繋がらない。ということは問題はルータからこの端末までのどこか、ということだ。ルータが悪いのかどうかを確認するために別の端末からpingコマンドを試してみる。こちらはルータまで届く。なるほど、ルータは生きてるらしい。
さらにブラウザを起動して普通にインターネットを利用できる。少なくともルータ君はその機能をきちんと提供しているようだ。だとすると、該当端末が繋がっているポートからこちら側の問題ということだ。
次にケーブルとポートが大丈夫かどうかを確認すべく、先ほど正常にネット利用できたほうの端末に繋げてみる。すると正常に利用できた。つまりポートとケーブルに何ら問題は無いようだ。
ということは繋がらない端末そのものに問題があるようだ。
自分のIPアドレスに対してはpingコマンドがうまく行っているし、ドライバファイルそのものは正常に読めているようなのでおそらくNIC側のポートの問題か、NICそのものの問題かといったところだろう。
…ということで新しいNICを買ってきました。
猫も杓子もインターネットを利用する今の世の中、ネットワーク障害が起こった時は普通の人はどうしてるのだろう。「インターネットにつながりません。どうしたらいいですか?」ネットをうろちょろしてるとたまにこんな質問を見かけるので、聞かれるほうも大変だなと思ったりします。
ちなみに、たまにこういう原因でネットワークが使えないということがあるので気をつけたいところ。
・LANケーブルが抜けていた
実際、お客さんのところで発生したことがあります。よくよく調べてみるとHUBのところでケーブルが抜けてたっていう。バカバカしい原因ではあるのですが、それゆえに気づきにくかったりします。RJ45君がお馬鹿さんになってたりすると面白いくらいに抜けてくれるので、まさかと思いつつも可能性の1つとして念頭にいれておかねばなりません。
インターネットといえば、フリーでアクセスポイントを設置している人も結構いるみたいですね。本人はそのつもりは毛頭ないのだと思いますけど。せめてMACアドレスで制限したりとか、WEPキーを設定したりとか簡単なものでもいくつか対応はあるのでそういうことをやればいいのに、と思ったりします。そういう対策をせずに大穴を開けている状態だと、勝手に使われても不正アクセス禁止法の対象にならないから要注意。誰もがちゃんと使える、あるいは知っているというわけでもないからこういうことはメーカーやメディアがきちんと伝えて対策を練るべきじゃないかなと思います。
まぁ、それをやっても、自分に火の粉が降りかからないと何もしない人もいますし、飲酒運転みたいに前提がすでに間違ってる人もいるでしょうし。危険運転致死傷罪も懲役最大20年とか言わずに、免許永久失効もおまけでつければいいのにと思ったり。