日曜の昼にテレビを見ることができるなら、たいていはTBSのアッコにおまかせ→噂の東京マガジン、な流れでテレビをみてますが、10/14(日)ももちろん見てました。見てたんですが、この日放送のアッコにおまかせ内の特集で「初音ミク」が紹介されたのを見て、番組の姿勢にガッカリした。
→ TBS「アッコにおまかせ」の初音ミク特集に批判相次ぐ - ITmedia News
→ 「アッコ」祭り状態に オタク叩きに「初音ミク」ユーザー激怒 - MSN産経ニュース
アッコにおまかせというと、総合司会者が番組本番中にダメ出ししたり、総合司会者が興味の無い話題だとすぐ次の話題に移ろうとしたり、総合司会者が興味ない話題を出演者がふるとどうでもいい扱いをしてみたり、総合司会者が興味ある話題はものすごい勢いで食いついたり、総合司会者がよく知らないゲストにはとても冷たかったり、そういう芸人がネタやっても真顔でつまらないと言ってみたり、よく知る間柄になると同じネタやっても大笑いだったり、そういうのを毎週のようにやってる、ある意味コント的な番組ですね。
そんなアッコにおまかせ内の流行ワードに関して紹介するコーナーで初音ミクが取り上げられました。秋葉原での街頭インタビューで初音ミクを知っているかと聞くのですが、流れた人々が、重度なオタ臭を醸しだしてる人ばかり。なんていうか、いろいろ聞いた中でそういう人だけをチョイスしてるように感じました。その後実際に初音ミクを利用している人のところへ訪れてるわけですが、こちらの方々も相当な方々でした。販売元の担当者が初音ミクについて説明する映像が流れたりしてさきほどの不穏な空気から一転してまともな紹介になったと思いきや、さきほどの初音ミク利用者による演奏やコメントが流れて、ナレーションの冷たい一言。
いやぁ、なんていうか、オタクを蔑むことを前提に組んでるような紹介の仕方で、見てて楽しくなかったですよ。別に初音ミクとオタクを結びつけるのは別にいいんですけどね。声優の音声データを使った商品で、ああいうパッケージしてる以上、その手のが好きな人たちに対するアピールもあるわけで、実際DTM関連以外にも音楽は好きだけど作る側ではないよ的なオタク達が興味を持っているのも確かだろうと思う。私も興味持ったし。でも私が興味を持ったのは声優がどうだとかパッケージがどうだとかそういうのは正直どうでも良くて、youtubeやニコニコ動画でアップされていた初音ミクを使った動画を見て、初音ミクによるあまり違和感のない歌声に感心したから。違和感のある、いかにも音声合成しましたよ的なものだったら全く興味を持たなかったと思います。音を耳コピしたり楽器演奏して楽譜打てる人間だったらたぶん迷わず買っていろいろ遊んでた可能性大。
オタクがターゲットになってるというだけで至極まともな、どちらかというと良質なソフトなのに、なんかそういう扱いを受けず、製品の紹介も良さも全くといっていいほど伝えることなく、オタクと一緒に蔑まれてるような……あくまでオタクを叩きたいんだぜ!……というTBSの隠されたメッセージを痛いほど感じるような気がして、見ててあまり面白くなかった。
発売元はあの紹介を見てどう思ったんだろう。
……ということで、どう思ったか気になる人は以下のブログの10月15日付けを読んでみてください。
まぁ、アッコにおまかせでのオタク叩きは別に今回だけではなく、以前も太鼓の達人のうまい人を紹介してたのだけど、それに関しても凄いうまいプレイにも関わらずそれを正当評価せずに、扱いは今回のように冷たくあしらってる感じだった。まぁ、確かにあの時は見てて動きがキモいと思ったが (プレイしてる横で踊ってたりしてたし……)、あれも今思うとわざとそういうシーンだけを集めてたようにも思えるんですよねぇ。肝心のプレイ画面はあまり映さず、プレイしてる人のほうを中心に移してた。普通違うよねぇ。プレイ画面とプレイしてる人を両方映すもんじゃないかねぇ。コーナーの終わりに凄い技を持った人を募集してたけど、あれから応募来たんだろうか。ぶっちゃけ、ああいう扱いされるなら私なら応募しない。今は別に無理してテレビで紹介されなくても、Youtubeやら何やら、いろいろと世間にアピールできる場はあるから、そういうところでやれば済むし。結局アッコにおまかせは14日放送のコーナーや、以前の達人のコーナーで何がやりたいんだろう。たまには総合司会者の大好きなパチンコ、競馬、酒、タバコあたりの達人や流行ワードも扱って蔑んでみたらいいのに。
……と思ったら、以前やってましたよ。総合司会者自ら、禁煙企画。確か失敗に終わったけど。
倖田來未の発言について…アッコさんは身近で本人の生の声で反省の意を聞いたから『あの娘はちゃんと反省してます』と庇うのでしょうが…実際、若いとは言え同じ女性の立場であの様な発言を聞いて不安やショックを受けた人が沢山居る中、ちゃんと生放送で謝罪すべきではないでしょうか?関西人は言ってならない事もジョークで許されるのでしょうか?一色サエに『悪い事は悪い』と言えるなら倖田來未の発言は世の中に影響を及ぼす彼女の立場であの様な発言をした事は本当に『悪い!』事ですね。復帰がどうの考える前にしっかり謝罪をし、反省を行動にすべき。ファンあっての職業なら!そのファンを絶望させた事に『責任』を本人が本人の誠意で示すのが社会人としてあたりまえでは無いでしょうか。