…ことを日本語としてなんと表現すればいいのやらわからないのでありますが、
ブタ鼻と書いてしまうとブタの鼻のように穴がよく見える状態のことと勘違いされそうだし、鼻を鳴らすという言葉は慣用句として存在している関係でこちらの意図する意味と違う意味で取られてしまう可能性がある。なかなか日本語は難しい。
状況としては、鼻をすするような行為だけど鼻水がほとんど無いので、まるでブタのような音をさせている状態……と言いましょうか。鼻をすするような……と書いたけどそれともちょっと違うような気がしますな。鼻をすすった時の鼻腔付近で鳴っている音じゃなくて、なんていうか、こう、咽喉あたりの粘膜をふるわせているような低音というか。
それがズルズルズルじゃなくて、グカカカカというかドタタタタというかブモ゛モ゛モ゛モ゛というかズゴゴゴゴというか、そんな感じにまるでブタがブヒブヒ言ってるような感じの音に聞こえるので、ブタのように鼻を鳴らしている、という表現をせざるを得ないわけですが、あれはなんと表現したら良いのでしょうね。
なんでわざわざこんなこと書くかというと、最近仕事中にこんな音が聞こえてきたので。
ブモ゛モ゛モ゛モ゛
ブモ゛モ゛モ゛モ゛
ブモ゛モ゛モ゛モ゛
ブモ゛モ゛モ゛モ゛
いやいやいやいや、何回やっとるのよ……と。で、これが1日の中で不定期に何回か行われてる状況なのでありました。別の人ですが、鼻炎が原因で同じような行為をしているうちにクセになってしまったという話を聞いたことがあるので、もしかしたら同じ境遇なのかもしれませんな。
ブタとか書いてバカにしてるのか!と怒られそうですが、そういうつもりはまったく無く、むしろこれって他人事じゃない話かもしれんなと思っちょります。単純に慢性鼻炎あるいは副鼻腔炎で片付けると、フーンで終わるのですが、花粉症も絡めると意外と多くの人が関係してくるんですよ、これ。みんながみんな、ブタ(略)なわけではないですが、普通の人よりもそうなる可能性は高いわけで。なにしろ花粉症患者は正確な統計値が無いのでなんともいえないのですが、10年前くらいだと日本人の5〜7人に1人くらいの割合、数年前くらいだと3〜5人に1人であるとかないとか。
適当につぶてを投げれば高確率で花粉症患者に当たるこのご時世、鼻炎じゃないもん花粉症だもん!大丈夫だもん!とか言わずに、ブタ(略)にならないようにブタ(略)しないように気をつけましょう。花粉症でも鼻炎でもないから大丈夫だぜ!という人も、アレルギーなんてのはいつ罹患するかわかったもんじゃない。明日はわが身ですぜ。
そろそろそういう季節だなぁと思いながら、花粉症にはなりたくないなぁと思っている今日この頃。