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ツッコミ日記 Encylopedia


[マンガ] Charm the CAT [長年日記]

2006年05月09日 23:44更新

Charm the CAT

エロ漫画の話なので、興味ない人は読み飛ばしてください。

「Charm the CAT」の富士見出版版(絶版)と茜新社版をゲットしました。

「Charm the CAT」は漫画家TRUMP氏の代表作。さやかが道端で拾った猫が実は魔法猫で、この魔法猫チャーム(♂)が使う魔法のおかげでいろいろとエロい目にあったりする、そんな物語。チャームと同じ師匠を持ち、チャームにライバル心を持つ魔法猫ショコラ(♀)が登場してさやかの幼馴染の将門のところに居候して、当初の目的をよそに将門とHばかりしてたり、とまぁエロ漫画を説明するのは難しいですな。

90年代初頭に富士見出版から単行本が発売されたものの、2巻まで出たところで絶版(下の画像)。

富士見出版「Charm the CAT」

数年後に茜新社から再び単行本が出まして、富士見出版で未収録だった話を収録して2冊刊行されました (下の画像)。

茜新社「Charm the CAT」

現在はコミック天魔で、ごく稀に新作が掲載されています。

個人的に好きな作家さんで、私がこの作品を最初に見たのがペンギンクラブ山賊版だったかな。もう15年くらい前。15年って長いですなぁ。エロ漫画の世界も流行り物とかいろいろと変遷があって、当時はあるジャンルの作品が結構あったけど最近は見かけないとか、以前は嫌がられていたジャンルがなぜか表舞台に出てきてみたり、昔は海苔みたいなスミが入ってたのに今ではほとんど線だし、変わっていく様は結構面白いもんです。

で、「Charm the CAT」は以前富士見書房版を持っていたのですが、なにかのタイミングで処分してしまいました。茜新社から復刊された再は気になってはいたのですが、その時そのままスルーしてしまい、現在に至ります。で、最近になって古本屋で寂しそうに棚にあったのを見かけたので、またゲットしてみた次第。勢いあまって富士見出版と茜新社両方とも買ってしまいました。富士見出版のほうは氏の読みきり作品が収録されているので、まぁ、これはこれでいいのかな、と。

氏は商業誌での活動がかなり少なく、活動の場が主に同人誌や海外であるので商業ベースの単行本が極端に少ない。現在までに国内で発売されたものは上記の「Charm the CAT」(富士見出版2冊、茜新社2冊)と、「渋谷区幡ヶ谷猫屋敷」のみ (下の画像)。

「渋谷区幡ヶ谷猫屋敷」

現在商業誌で見かけるシリーズものはこの「Charm the CAT」と「電脳学園エデン」。商業ベースは寡作なだけになかなか新刊が出ません。だったら同人誌買えばいいんでしょうけど、同人誌に手を出すとキリがなくなるので同人誌にはあまり手を出さないようにしています。なんというか、タガが外れてしまった時の影響がねぇ。集めだしたら、ねぇ。

それにしても、表紙を見るだけだとエロ漫画に見えないですな。

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