今年もあと3ヶ月ですね。
賭博黙示録カイジのアニメ化。さすがに賭博の二文字はだめだったんだろうか、タイトルが変更されてる。
誰でも理解できる単純なルールを使ったギャンブルを題材に進んでいき、少年漫画のようなその場の都合で進んでいく勝負を楽しむのではなく、あくまで心理戦を楽しむようにできていることと、その場の都合ではなく一応事前に種が蒔かれていることが特徴。そんなわけでアニメには不向きだと思ってたけど、アカギに続いてカイジもアニメ化されてしまう世の中になってしまいました。
第1話を観た限りでは、まだ限定ジャンケンをやる、ということが発表されたところまで。若干やぼったい部分は端折り、必要な部分にまとめているあたりはアニメとしてテンポよく進んでいると思う。ざわ…ざわ…、を、本当にざわざわ言うとは思ってなかったけど(笑) (アカギは観てないのでそのあたり知らなかったもので)
この作品を知らない人のために簡単に説明すると、この作品は探偵と名がついていますが、推理を楽しむものではなく、登場する変人たちと彼らの織り成すぶっ飛んだストーリーを楽しむ作品です。主人公であるネウロは魔界の住人で、謎を主食とする魔人。魔界の謎を食い尽くしても自らの腹を満足させることができなかったため、人間界に降り立ち、女子高生桂木弥子を隠れ蓑に人間界の謎を食うべく探偵活動する物語。
さて、今期チェック予定のアニメの中で一番期待していなかったアニメでしたが、1話からいきなり飛ばしてくれ、自分の中では評価が少しあがった作品です。
原作どおりに進むのかと思いきや、事務所構えて吾代もおり、いきなりドーピングコンソメスープ。
やるなスタッフ。
どうやら冒頭のちまちまとした話は後回しにして、この作品の存在を決定付けた話を第1話にもってきたあたりにスタッフに敬意を表したい。
それにしても、声優に驚きましたよ。
ネウロ役は子安武人さん、今回の犯人至郎田(しろた)役が大塚明夫さん
ドーピングコンソメスープで狂人と化した至郎田
を大塚さんが熱演するんだぜ？ (音声加工してるけど…)
銀河鉄道物語で例えれば、ドーピングコンソメスープで狂人と化したバルジ隊長が引き起こした事件を、魔界の住人ブルース・J・スピードが解き明かして、謎を食い尽くす……ってな感じ。
ムーミンで例えれば、ドーピングコンソメスープで狂人と化したムーミンパパが引き起こした事件を、魔界の住人スナフキンが解き明かして、謎を食い尽くす……ってな感じ。
ワンピースで例えれば、ドーピングコンソメスープで狂人と化した黒ひげティーチが引き起こした事件を、魔界の住人青キジが解き明かして、謎を食い尽くす……ってな感じ。
ケロロ軍曹で例えればガルル中尉とクルル曹長、銀魂で例えれば才蔵と高杉、あとは適当に脳内補完してください。