トップ «ニンテンドーDSLiteちゃん(2)が.. メイン 遊歩計 宇宙戦艦ヤマト 26週目» 編集

ツッコミ日記 Encylopedia


[宇宙戦艦ヤマト][アニメ] 宇宙戦艦ヤマト 復活篇のプロモーションDVDが来た [長年日記]

2009年09月07日 20:55更新

宇宙戦艦ヤマト 復活篇のプロモーションDVDが来た

ヤマトというカテゴリにしてみました。

6/4(木)、「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」のプロモーションDVDが届きました。

宇宙戦艦ヤマト 復活篇

お?

宇宙戦艦ヤマト 復活篇

おお。

この程度はゆうメールではよくあること。以前は、どう見ても一度封筒がビリビリに破けたよね?これ……っていうのを補修したようなテープでベタベタくっつけてた状態のものが届いたこともあるので、こんなちょこっと気にしたら負け。気になるなら、ちょこっと破けたくらいでは、へのツッパリにもならんような梱包すればいいだけのこと。そもそも送られてくる過程でどう扱われるかもわからんしね。そういえば、荷物を放り投げる業者もあるらしいねぇ。どことは言わないけど。

でも、あれですな、オークションあたりで、天候不順な時に本を送るのに、封筒に本を裸の状態で入れて送るのは勘弁して欲しいですな。

閑話休題。

それで開封してみたわけですが、

宇宙戦艦ヤマト 復活篇 宇宙戦艦ヤマト 復活篇

いや、こんなちゃんとしたものを送ってくるとは思わなかったですよ。裏にはストーリーだの、仕様だの書いてある。イベントとかで配るような、紙製のケースに入った試供品タイプのものを想定してたので、ちょっと驚いた。Google先生によれば5000枚のプレスだと70万円前後のようですね。ゆうメール大量発送で割引価格で送れるから、なんだかんだで120〜130万円くらい? 営業でも広報の人間でもないので妥当なのか知りませんが。

もっとも、大切なのはケースでもDVDでもない。肝心なのは中身です。

さてその中身ですが、とりあえず一番気になったのは、キャラクターに対して魅力を全然感じなかったことかなぁ。アニメやマンガのキャラクターってのはいわば記号だから、その記号をよりよいものにするために、作っては捨て、作っては捨て、という過程を経ていくだろうとは思いますが、その結果がこれなのだとしたらこのプロモを見た限りでは、不安になる。

というか、少し気味の悪さを感じた。アニメのキャラなのに、マネキンや浄瑠璃人形を彷彿させるような感じというか、エジプトの壁画に描かれてそうな感じというか、素顔なのに化粧した歌舞伎役者みたいな感じというか、……。不気味の谷みたいなものかな。

もっとも、アニメがすべて、アニメらしい特徴をもったキャラでなくてはならないとは思わない。作品やストーリーにあわせて、アニメらしい特徴は抑えて実際の人間に近い感じにデザインするというのはいくらでもあると思う。ヤマトはもともとそういう作品ではなかったから、そのイメージが強く残っているからこそ、そのように思ってしまうのかもしれない。ただ、以前との作品のつながりが同じ世界だというだけの完全なる新作なら頭の中でいったんリセットできたのに、これ、一応完結編からの純粋な続編だからねぇ。

見て欲しいのはキャラクターではなくキャラクターのセリフまわしや演技であり物語でありドラマであり…というコンセプトがあるのならわかるけど、プロモからはそういうことはわからないので。そういう意味ではこのプロモーションDVDの、広告媒体としての位置づけがいまいちわからない。唯一わかるのは、パッケージ裏に書いてあった

「このDVDはあなたにお送りしたものですが 1人でも多くの人に見て頂きたいのですが……」

ただ、それが目的なら、Youtubeなども併用するほうが効果的な気がしないでもない。もちろん様々な契約事項や大人の事情などもあるだろうし、必ずしもそれが最善の策かどうかは別ですが。

今回のPVを見ていて感じたことは他にもあって、キャラもメカも、松本零士の色合いを一切排除している、ということ。これ自体は個人的にはそれはそれでアリだと思うのであまり気にはしないつもり。他のシリーズ化されてるアニメ作品でもその手のはごまんとあるわけだし。

それとCGに関しては、これ好みもあるだろうけど、個人的には普通のアニメ部分とあまり違和感のないように親和性を求めて欲しいなぁと、見てて思った。今の状態だと、方向性として実写を目指してる感じがしないでもないけど、どうしても浮いて見えてしまう。

ゲームとかパチンコの映像のように、スポット的に流すものとは違うから、どうしても見え方が……いやそれだけじゃないか。コスモパルサーだったかな、あれ、スピード感を感じないです。いや、あれミサイル大量に積んで重爆撃機みたいだから、あれはあれでいいのか? 敵戦闘機はちょっとワクワクしたな。あの形。

これはあくまでプロモーション映像でしかないので、2時間の映画全編通してみたら実は良いかもしれないけど、少なくとも今この映像を見せられて

「これで復活するのはどうだろうか?」

と思われないかが心配であります。

「このDVDはあなたにお送りしたものですが 1人でも多くの人に見て頂きたいのですが……」

とあっても、

「今度ヤマトが復活するんだよ!プロモ見るか?」

という感じには、積極的にはすすめられないです。見せてといわれたら見せるけど……。

ただ、このプロモはまだ第1弾とのこと。パッケージに記載された内容によれば、

「プロモーションDVDは第2弾、第3弾と続々リリースされます。」

ということなので、第2弾、第3弾とリリースされて、見てる人になんらかの形で何か沸き立つものを感じさせてくれて、全身の穴という穴から何かが出てきてしまうほど興奮できるものが来ることを大いに期待します。

「てめぇら前回は散々なこと言ってくれたな!これ見てギャフンといいやがれ!」

「ギャフン!」

そんな感じがいいです。

コメント(1) [コメントを投稿する]
_ どだればち 2009年09月07日 20:55

はじめまして、青森県の、“どだればち”と申します。<br>私は、サークルK、サンクスのキャンペーンにて、復活篇の12月公開を知りました。以前より、松本さんと、西崎さんの不仲は知っていましたが、ここのブログを拝見して、そうか、やっぱり。と言う感じです。<br><br>一時期は、松本零士さんの手で復活する筈だった新宇宙戦艦ヤマト。麻上洋子さんが、私が生きているうちに是非って言ってたので楽しみにしていたのに。<br><br>でも、出渕さんが参加してるとか言うんで少し期待してたりもしますが?ヤマトの艦首にイカリマーク復活してたりするし、どうなるんだろ?不安です。<br><br>なには、ともあれ、プロモの内容教えて下さり誠にありがとうございます。はぁコスモタイガーじゃないのかぁ〜。

[]