2012/4/7(土)。
宇宙戦艦ヤマト2199のイベント上映初日である。
当然ながら上映本編が目玉なのであるが、イベント上映劇場限定で販売されるBDもまた、目玉の1つでもある。
どれだけ販売されるかわからないこともあって、始発の電車にのり、新宿ピカデリーの列へ並んだ。6時で30人ほどの人が並んでいた。販売数が多ければ、こんなことせずとも問題ないのだが、わからない以上は念には念を入れて、自分の納得のいく範囲で最善を尽くしたい。それでもダメならあきらめもつくってもんだ。
BD購入用の整理券配布は7時半からである。
6時に並んでいるので1時間半ほど待てばよい。幕張メッセやビッグサイトでイベント開場を待つのに比べたら屁でもない。3DSで時間を潰しながら、整理券配布時間である7時半まで待つ。
配布される整理券は時間帯ごとに色分けされたものが用意されていた。1束が2〜3cmほどだろうか。それが3つ。あれ何枚だろう、1束300枚くらいだろうか、3束で1000枚くらいだろうか?
ピカデリーの人曰く、数は教えられないが整理券をもらった人は必ず買える、という。それが聞けただけでも安心である。そういえば、ガンダムUCの第4話上映では、限定BDが全国12000本を用意したそうだ。新宿ピカデリーではそのうち4000本を確保したという。新宿ピカデリー、おそろしい子!
整理券をもらった後はグッズ売り場へ直行し、BD以外の欲しいものを購入。そうこうしているうちにグッズ売り場は瞬く間に長蛇の列ができていた。
8時に知り合いと合流。
初回上映を楽しんだ後、BDを購入。
本日のミッションコンプリート!
これをあと6回繰り返すわけか……。
(ちなみに補足ですが、ヤマト2199の限定BDは、週明けもしばらく残っていたそうなので十分な数が用意されていたようです。)
とりあえず、ピカデリーで展示されていたヤマト。
上映後は休憩と昼食を兼ねて、知りあいとファミレスへ。
解散後は、1人で秋葉原へ。
目的は、すれ違い通信。ヨドバシカメラは今日も盛況であった。
ヤマト2199の感想は以下。
第1話については発進式でも書いたので割愛。
第2話について。
ヤマト発進のシークエンスからエンジン始動失敗が無くなり、かわりに世界各国からのヤマト始動のための電力供給を受けるために時間がかかるという演出になっていた。必要な電力がたまった後はスムーズにエンジンが始動し、ヤマト発進という流れ。おそらくこれに関しては賛否あるのではないかと思う。
あのシーンで必要な要素は「惑星間弾道ミサイルが間近にあってもなお動けないヤマト」というシチュエーションで、それを見た視聴者が「どうなってしまうのだ!?」という緊張感とともに焦りを感じることだと個人的に勝手に思っている。あとは物語の中でそれをどう表現するかであって、旧作ではエンジン始動の失敗という演出方法をとっていた。これに関しては、演出を変えてしまってもいいかな、と思った。あれは見る人によっては、バクマンでいうところの“シリアスな笑い”になりかねない。今回のリメイクでは、電力供給のやりとりですぐに発進できない状況は作り出せていたので、すぐにヤマトを発進できない状況は作られていた。惜しむらくはその流れが比較的短い時間で行われたことだろう。尺さえあれば、少し溜めて緊張感を存分に出せたと思う。
あとは惑星間弾道ミサイルを破壊シーンがちょっと残念に思った。あれも「爆発に巻き込まれた!? ヤマトはどうなったのだ!!」と思わせる演出だと勝手に思ってるけど、2199では特に溜めることなくサクっとヤマトが噴煙から出てきたので拍子抜けした。これも尺が無いが故だろうか。
とはいえ、気になったのはそのくらいで、全体的に楽しく見れたし、リメイクとしての出来は良いと感じた。
今後の第二章以降が実に楽しみ。ワンダバ以外。