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ツッコミ日記 Encylopedia


[松本零士] 松本零士VS槇原敬之の件について1ファンとして一言 [長年日記]

2006年10月21日 08:36更新

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報道があったからでしょうか、いつになくすごいですな。

松本零士VS槇原敬之の件について1ファンとして一言

掲示板にも書かれていたので、この曲の視聴でその部分を聞いた時は「うわぁ、やっちゃったな」というのが正直な感想。その後、プロモーションとしていろんなところで流れたり、有線でも流れたり、クノールのCMで使われたりとだんだん露出が多くなるにつれて、大丈夫か?これ…、と思ってました。

ネットでもブログなどでこの件を指摘するところもあったのですが、誰か事前に指摘してあげる人が周りにいなかったんだろうかなぁ……。少なくともこの言葉を知っている人間ならこの歌詞を聞けば連想するのは容易く(というかほぼ確実に連想すると思われ)、類似性を疑われるのは必然だったんじゃなかろうかと。

“夢”に関連する言葉と“時間”に関連する言葉を組み合わせた文章や意味は、昔から作られて使われているものだと思いますが、特定の言葉を組み合わせた独特な文章はそうでもない。ポイントは“裏切る”でしょうね。“夢”と“時間”を組み合わせるのは誰でも思いつくことだと思いますが、動詞として“裏切る”という言葉を使うことは果たして一般的だろうか、という点。逆に“裏切る”という言葉を使う場合に、“時間”に対して“夢”を使うのが一般的だろうかという点。ここに創作物として著作権が発生しうるかどうかがポイントなのだろうと思います。

まぁ、そんなことは当事者同士で裁判でもなんでもやって決着つけてくれればいいんだけど、スポニチの記事を読んでいて思ったことは、

先生側も、知らないわけが無いと断言するのもどうかと思うし、

事務所のほうも“言葉”と“文章”を同列に扱ってコメントするのはどうかな、と。

なんか売り言葉に買い言葉になってるなぁって感じがして(苦笑)

確かに「時間は夢を裏切らない」は新999でさんざん使っている言葉だし、インタビューや講演会、テレビに出演した時でもその題目で話をすることが多い。最近のインタビューでもまんまの題目でした。とはいえ、じゃあその言葉はみんな知ってるかというとむしろ知らない人のほうが多いだろうし、誰もが正確にその出典他まで知るところかというと、少なくとも私はそうは思わないのです。

事務所の反論も何か小学生の口げんかみたいな反論だし、それ言い出したらキリがないし、論点がずれてますよ……と。

これ本当に裁判したらどうなるんでしょうね。類似性だけを見たら一見槇原側が不利なような気もしないでもないですが、訴えても訴えそのものが棄却される可能性もあったりするんじゃなかろうか。著作権がらみの裁判は、どう転ぶかわからないから難しいですね。

まぁ、周りがどうこう言った所でアレなので、妙なことにならない限りは生温かく静観するつもりです。

ちなみに、この「時間は夢を裏切らない」は、旧作テレビ版・映画版ではなく、1996年から連載開始した新作のほうの銀河鉄道999に出てくるセリフで、単行本で初出が確認可能なのはビッグコミックゴールド版の第15巻。以後、この言葉は近年のいろいろな作品に登場しています。

槇原敬之に「999」盗作騒動 (スポニチ Sponichi Annex ニュース 芸能)

…というか、全然一言じゃないな…

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_ 幻想軌道広報〜本州最西端・発:「芸術家」にも、意地はある 2006年10月21日 08:36

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