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ツッコミ日記 Encylopedia


[ドラマ] 「官僚たちの夏」が面白い [長年日記]

2009年09月03日 23:57更新

「官僚たちの夏」が面白い

TBS日曜21時から放送しているドラマ「官僚たちの夏」ですが、まぁまぁ面白く見ています。

普段この枠のドラマを見ることは、まず無いのですが、放送前にCMでやたらと宣伝していて、それを見てちょっと興味を持ってしまいました。

単なる官僚の話であれば、「政治なドラマね、はいはい」って感じで見ることは無かったんですけど、対象が通産省で、戦後の昭和からはじまる高度経済成長を取り扱うじゃないですか。もうその時点でそそられた。しかも日本のコンピュータ産業の黎明期も扱うみたいですし、そのあたりで見てみようかなと思った次第。

実際見てみると、通産省(建物的に)の中での話が多い多い。そりゃま、そうだろう。官僚たちの夏っていうタイトルだし。産業サイドの泥臭いものも含めたものを想像してましたが、ちょっと想像とは違ったみたい。まぁ、これはこれで面白いからいいんだけど、ちょっと官僚側を美化しすぎてる部分があるような気がしないでもない。それでもドラマとしてみる分にはまぁまぁ面白いから個人的にはとりあえずOK。

見る人が見たら、

('A`)ヴァー

なのだろうけど。

何話か忘れましたが、楽しみだったコンピュータの回。期待してたんですよ、この回。それまである企業に国産コンピュータの開発を頼んで、渋々それを受けてっていうやり取りしてましたからね。もっとこう、その辺を掘り下げてくるかと思ったら、やったことは、米IDN社との交渉。

いや、うん、そうだったね。これ、「官僚たちの夏」だったね。「プロジェクトX」じゃ無かったね。私の期待が違うほうに向いてた。交渉の最後は泣き落としだったのだけれど、本当にそんなことしたのか? ってのが感想でした。

なんだかんだ言いながらも、テーマ的に面白いから毎回見てるのですが、どう考えてもこのドラマは、おっさん向けな気がする。視聴率は思うほどふるわないんだろうねぇ。なんかもったいない。

9/6(日)から第2部が始まるということで、航空機を国産コンピュータで制御する! とCMで一所懸命宣伝してる。なにその面白そうなテーマ。

そんなわけで、ひさしぶりにドラマを楽しんでおります。

でもよく考えたらさ、大蔵省だって面白いテーマ持ってるんだよ。銀行の、オンライン開発。60年代に第1次オンラインシステムが構築されて、80年代まで段階を経て第3次オンラインシステムまで構築されていって、今でこそ当たり前のようにみんなが使ってるATMだってこの間に構築されていったわけで。いろいろあったと思うんだよね。

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