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ツッコミ日記 Encylopedia


[マンガ] 7月に買った新刊コミックとコミケ

2006年03月19日 01:35更新

今週の週刊少年ジャンプ

・いちご100% (最終回)

やっちゃった。最後まで読んで、思った感想が、「やっちゃった」。「東」「西」「南」「北」の女の子と、「中」の男の子が織り成す学園ラブコメディーのこの作品は、結局「西」に落ち着いてしまいました。

ああいう始まりかたをして、ああいう伏線をはっておいて、途中いろいろあったけど、ああいう形に落ち着くってのもどうかなと思うわけですよ。たぶん誰もが途中はどうあれ最終的には「東」に落ち着くであろうという予想を持った上で読んでいたのではないかと思う。私も。

ここ最近の最終回に至るまでの道のりを考えると、確かに「西」でおちつくのもわかる。というか、あれでまた「東」への想いを再燃させて「東」とくっついたとしても、あまりに急すぎて読み手としては「中」の軽すぎる想いに対して反発するだけで良い印象を持たない。あと半年くらいの連載期間があったら、もう少し物語の展開としては変えられたかもしれないが、あの短さではどうしようもないというように思えた。なので、そういうところを考慮すると、個人的には無難な最終回だとは思ってる。

ただし、作品全体としてとらえると、「やっちゃった」というのが正直な感想。

・太臓もて王サーガ

(ボーボボとミスターフルスイングにそろそろ飽きてきたので) 個人的にはちょっとだけ新鮮で、今後化けることを期待してみたりしてもいいかもしれない雰囲気にかられている今日この頃ですが、とりあえず週刊少年ジャンプのメインターゲットである小学校高学年〜中学生には、縄に縛られて「鬼六」って言われてもかなりわかんないと思うんだが……。私もSM小説の巨匠であることと名前を知ってるのみで、どういう作品を書いて、その分野でどう評価されているのかは知らない。SMはあまり好きじゃないんで。

…と言いつつ、二次元だと……まぁ、それは別の機会に。

コミケ

今夏の日程を再確認したら、12日から14日となっているではありませぬか。松本系一般は12日であるはずであり、12日は私は思い切り仕事でしかもこの日までに提出せにゃならぬ資料とかあったりする面白日程真っ最中なので行かれないというどころか行ったらぶっ殺されるに違いないことが判明。つまり銀河鉄道物語の同人誌は買えないってことになる。実に残念極まりない次第。

そんなコミケですが、Online Chum*Chum Company Returns さんのところで、松本零士コミケ68リンクがありました。うちは公式でも公認でもなく普通のファンサイトなので、(怒られない程度に) やりたい放題言いたい放題やってますから全然オッケーと思うのでさっそくトップページにバナーを置いてみました。

7月に買った新刊コミック

藤子不二雄Aランド149巻が今月最後の2冊が刊行され、完了となりました。刊行開始から3年くらいだったかな。長かったなぁ……。次はAのほかの絶版ないし未収録な作品を復刊して欲しいし、Fもやって欲しいところ。そういえば角川書店から全500巻が刊行になる石ノ森章太郎萬画大全集も気になる。ただ、量が多すぎて正直つらい。ダンボール換算で7〜8箱。それをどこに置くかが大問題であり、たぶんもう……。

・DEATHNOTE (7)

コミックのほうではついにL死亡。何事もなかったかのようにすんなり第2部が開始 (というか、コミックだけ見てると第2部かどうかすら判別できない)。そして原作は原作で最新話で局長死んだけど、コミック派がそれを見るのはたぶん9巻あたり。

・HUNTER×HUNTER (22)

これについては7/6の日記で書いたので割愛。

・超人ロック ひとりぼっちのプリンセス

・超人ロック 冬の虹 (3)

超人ロック2冊。冬の虹はまだ連載が続いており、とりあえず超人ロック史上最も長いシリーズとなってる。プリンセスのほうはブレイン・シュリンカーから続いている探偵リュウ・ハントのシリーズ。

・おいピータン!! (7)

・からくりサーカス(38)

なんか最近、刊行ペースが早いなぁなんてことを思ってます。そろそろ終わりも近いですかねぇ。っていうか、たぶん終わりも近いだろうと想定し、本棚の空きスペースが激しく足らないのをいいことに、すでに35巻までがダンボール行きになっていたりします。

・新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd (5)

六分儀ゲンドウを主人公にした作品、全1巻。次いで今年は読みきりが掲載されるそうなので6巻はそれかもしれない。

・聖闘士星矢EPISODE.G (7)

・鋼の錬金術師(11)

映画見に行きたいなぁとか思っているのですが、なかなか行かれない…。

・ドラゴンクエストエデンの戦士たち(13)

現在、ユバール編。まだ全体の半分にも至ってない。今後はゲームだと、ダーマ編→砂漠編→クレージュ編→リートルード編→ハーメリア編→(絨毯)→(ルーメン、プロビナ、マーディラス)→聖風の谷編→レブレサック編→コスタール編→天上の神殿、飛空石、神様、精霊、オルゴ・デ・ミーラ となるわけですが、まだまだ先は長い。

・ロトの紋章 〜紋章を継ぐ者達へ〜 (1)

一応連載はおっかけてますが、DQ7が連載はじまったころに感じたものと同じ感想を持っていて、いまのところは全く面白くない。これからの作品のための土台を作ってるという印象を受ける。DQ7はだんだん面白くなってきているので、これもたぶんそういう感じになっていくのかなぁと期待はしてます。

・ロトの紋章 Returns

ヤングガンガン前身の雑誌に連載された3作品を集めたもの。

・夢路行全集 (22)〜(24)

「荻の原日記」がお気に入りでつい夢路行の作品にハマってしまい、思わず全集が刊行されるんで昨年より集めだしてしまっているわけですが、ついに残り1冊になりました。最終25巻は9月24日発売。


[松本零士][催事] 東武百貨店池袋店の「未来への道標 松本零士展」に行ってきた

2017年11月07日 03:18更新

東武百貨店池袋店の「未来への道標 松本零士展」に行ってきた

2012/08/05(日)。

東武百貨店池袋店で行われた「未来への道標 松本零士展」に行ってきた。

規模の大きな展示会は数年ぶり。今回はついに図録も発行されるということもあり、個人的に注目していた。

会場では先生の原画やアニメ作品のセル画が壁に展示されている他、先生のコレクション品やゆかりのグッズがガラスケースに展示されていた。先生の子供の頃や若かりし頃の写真なども展示されており、それらを皮切りに、年代ごとの作品年表とともに、順に先生の作品を追っていくような形式で展示がされていた。先生自身の足跡をたどるかのようで、趣がある。中にはマニアックなものも展示されており、普通の人からマニアな人まで楽しめるように構成されていたと思う。ただ、スペースの都合か、展示されていない年代があったのが残念だった。

有料の展示会だったけど、値段分は十分に楽しめたと思う。

展示ゾーンの先では、3Dハーロックのプロモーション映像が流れていた。2011年に東京国際アニメフェアで流されたものなのか、フランスで流されたものなのかはわからない。

ハーロックの後は、いつもの版画コーナー。この日は1万円台の安いものは特に見当たらず。直筆書画はその時点でまだだいぶ残ってはいたけれど、一番良さそうな絵のものは、売約済みになっていた。

15時、先生が登場して、挨拶&軽くコメント。

その後、版画等の購入者へのサイン会が行われた。