■ [事件] 交通事故に逢ったでござる [長年日記]
交通事故に逢ったでござる
2012/6/19(火)。
この日は台風が来ており強い雨が降っていたので、カッパを着て自転車で帰宅。その途中、横断歩道を渡っていた時に、右折してきた車にぶつけられた。ぶつけられた箇所は自転車の前輪部分。人間本体は無事。
止まらなそうな右折車が視界に入ってきたので、危ないと思って急ブレーキをかけて難を逃れた感じだ。
「大丈夫ですか?!」
運転手がすぐ出てきて私を心配していた。車が私にあたったわけでもなく、自転車にぶつかった衝撃で倒れたわけでもなく、私自身は無事なのでとりあえず警察呼ぶように伝えた。
「大丈夫ですから、まず警察呼んでください」
自分で呼んでもよかったのだが、携帯電話がカバンの中で、カバンはカッパの下にある。取るのが大変面倒くさいのだ。私の携帯電話には近所の警察署の番号が入ってるのにね。110番の人ごめんなさい。
運転手は地元の人ではなく、事故現場の場所を説明しきれてなかったので電話を変わって、私が場所を説明した。
その後、警察官が来てくれたので、近くの交番へ。
そもそもの事故原因は、雨に気をとられていて前方不注意になったのだそうだ。
とりあえず、自転車は買い替えが必要なので、費用負担は了承してもらった。
まぁ、物損事故でお互いよかったねぇ、というところですかね。
ちなみに事故直後に私が一番最初にやったことは「ナンバーの記憶」でした。そのままトンズラされたら困るもの。
■ [事件] コレクターがビックリマンシールを盗んで逮捕 [長年日記]
コレクターがビックリマンシールを盗んで逮捕
2012/4/17(火)。
北海道県警が、ビックリマンシール約2500枚をコレクター仲間から盗んだとして、札幌市豊平区、無職、三浦隆志容疑者(34)を逮捕。コレクターである知人宅へ侵入し窃盗後、オークション等で販売していたとのこと。
…というニュースがあった。
事件のあらまし。
・北海道のコレクター(容疑者)は生活費に困っていた
・北海道のコレクター(容疑者)は自らのコレクションを売り生活費にあてていたが底をついた
・北海道のコレクター(容疑者)が、コレクター仲間(被害者)の所有する「ビックリマンシール」約2500枚を窃盗
・盗んだシールの中には1枚10万円ほどするレアものが含まれていた
・盗んだシールのうち、1200枚ほどをオークションや専門店に売るなどして約50万円を得た
・得た金は生活費にあてていた
天災が原因だったり、自分の意思で処分する分には、自分自身の中で割り切れるものの、他人(たとえ家族であっても)の手によって勝手に処分されたとか、盗まれたとかというのは精神的なダメージは計り知れない。ましてや、それがコレクターの手によるものなら……。
コレクターにとってのコレクションがどれほどのものかというのはコレクターならば理解できるはず。集めるという行為がその人にとってどういうことか、集めた物がその人にとってどういう存在かというのは、たとえコレクション対象が異なっていたとしても、根底にあるものは同じであるだろうから。他人のコレクションに手を出すという、コレクターにとって最も忌むべき行為の1つだろうに、この容疑者はコレクターにとって越えちゃいけない一線を越えてしまった。
経理が会社の金に手を出す。
小学校の先生が児童に手を出す。
警察官が犯罪を犯す。
自衛隊が日本国に対して戦争する。
…と同じレベル。
人間、落ちるところまで落ちるとこうなるのかねぇ。
……というか、人のコレクションに手を出す前に、働けよ……と思った。
■ [事件] 万引きっていう言葉をやめたらいいのに [長年日記]
万引きっていう言葉をやめたらいいのに
→ 「店が悪い!」 万引現場に“モンスターペアレント” (1/2ページ) - MSN産経ニュース
こういう人たちって、「ご近所でも有名なアンタッチャブルなご家庭」になっちゃってたりするのかなぁ。
悪いという前提のうえで、自己正当化しようとしたりその場を取り繕ったりするために出る無茶ならまだマシかもしれないけど、一番やっかいなのは確信犯だろうなぁ。そして一番怖いのは、そういう常識下で育った子供たちが大きくなった時の言動がどうなるのか、ということ。
まぁ、万引きしてる時点で、あれかもしれないけど。
更正させる側も大変だよなぁ。親もなんとかせにゃならんだろうから。
とりあえず、万引きという言葉が窃盗をやわらかくしてるような気がするから、もう窃盗でいいじゃないと思うんですけどね。
■ [事件] あれから10年、JCO東海事業所臨界事故 [長年日記]
あれから10年、JCO東海事業所臨界事故
9/30。
茨城県東海村にあるJCO東海事業所で臨界事故が発生してから10年になります。
ついこの前のことのように思えますが、早いものです。
→ JCO臨界事故:発生から10年 東海村役場で黙とう - 毎日jp(毎日新聞)
その際、事故の引き金となった作業していた作業員の被爆治療の様子が、「NHKスペシャル 被曝治療83日間の記録 〜東海村臨界事故〜」で放映されました。
さらにそれが岩波書店から単行本「被曝治療83日間の記録―東海村臨界事故」として発売され、新潮社からは文庫「朽ちていった命―被曝治療83日間の記録」も発売されました。
ちなみにこの本に関しては、ググったりするといろいろな人の感想を読んだり、こちらのサイトから、「□読書のページ」→「被爆治療83日間の記録」で本書のさわりが読めます。
アメリカのスリーマイル島、旧ソ連のチェルノブイリとあわせて、日本の東海村JCO臨界事故は忘れちゃいけない事故だと思います。
もっとも、事故被害の悲惨さや、管理や作業のずさんさばかりが目立ちますが、一番大切なのは同じような過ちを起こさないことと、そのために何ができるのか何をすべきなのかを考え、実行にうつし、そしてそれをさらにより良いものに改善していくことですよな。理想論としては。
しかしまぁ、あんな状況でよく作業したよなぁと思うし、そうせざるを得ない状況を作り出した人たちも何考えてるんだと思うけど、よく考えてみると事故や死者が出ないってだけで、さまざまな業種で似たようなことやってるんじゃないかな。
■ [事件] 家畜だったり歯車だったり種だったり [長年日記]
家畜だったり歯車だったり種だったり
→ 「男性を家畜扱い」抗議殺到で婚活サイト炎上、1週間で閉鎖に (1/2ページ) - MSN産経ニュース
個人的に気になったのは、個人情報の取り扱いをどう考えているのかと、正直な話、本音として「牧場」としたことをどう思っているのか、かな。
別に、家畜扱いというのも、そういう見方もあるんだなくらいにしか思わなかったんですよね。面白半分でやってる分には遊びの範疇ですし。サービスを提供してる側は曲がりなりにも「男性を家畜同然にみなしてます(笑)」なんてこと言うわけないので、対外的に無難な受け答えをするわけですが、本音ではどう思ってこのサービスを提供したのかな、と。こうしたら面白そうとか、そういう感じで作ったんだったらいいんだけど、もし本気で「男なんて家畜でしょwwww」と思って作ったのだったら、ちと嫌だな、と思った。その程度。
個人情報についても、そういうものを思わず書き込みたくなる雰囲気じゃないですか、このサービス。そこが怖いな、と。ほかの誰かと情報を共有するという意味では、別にこのサービスに限った話でもなく、mixiなどのSNSや、ブログ、掲示板でもやろうと思えばできる。ただそういうところで個人情報を書き込むことははばかられるわけで、書き込む人がド阿呆でない限りは大丈夫……とは言えないけど、それでもまだマシなほうでしょう。でも、こっちは、男性情報を共有、だからねぇ。ピンポイントすぎるわけで、どこまで書き込まれるか、わからない。リアルの世界だったら、知り合い同士で単なる情報を共有しあうのはたいして気になるところではない (知らぬところで個人情報が共有されるのは別) にしても、ネットだと素性のよくわからない不特定多数が知り合いになってしまうからねぇ。
というか、なんで牧場なんだろう。
動物園にしたほうが、いろいろな動物アイコンを使えて楽しそうなのだが。そこんところは誰もアイデア出さなかったんだろうか。もっとも、動物園にしたところで、サービス内容がまったく同じであれば、個人情報の件については不安が残りますけどね。
■ [事件] 草なぎ (なぜか変換できない) お尻を出して一等賞の巻 [長年日記]
裸の大将
さてそろそろ仕事行くかなぁ、なんて思いながらテレビ見てたら、ニュース速報が。誰か死んだか逮捕されたか、と思ったら草なぎ逮捕、と。吹いてしまいましたよ。逮捕かよ、しかもよりによって公然わいせつかよ、と。
話題に乏しくてニュース番組やワイドショーも伝える内容に苦慮してる印象を受けるここ最近において、ものすごい勢いで食いつかれて、それこそケツ毛までむしりとられそうなネタを提供してくれるとは。酔っ払って、公園で全裸になって騒いで通報されて、駆けつけた警察官に「裸だったら何が悪い」と暴言、かつ、注意も聞かずに逮捕されて、取り押さえられてる時は「シンゴー、シンゴー」で、手足をばたつかせて抵抗して、シートにくるんだ状態で連れて行かれたわけですから、お笑い芸人だったら後で笑いのネタにでもなるのだろうけど、SMAPとしてはイメージ的に痛すぎますな。
まぁ、今回は酔っていたということもあるし、誰かに見せる目的で裸になっていたわけでもなければ悪質というわけでもないし、初報の内容以外に余計なことしてなければ、おそらく週末までには釈放されて今回の件は起訴猶予処分になるんじゃないかねぇ。
ファンでもない普通にテレビ見てる人間からすれば、面白いネタを提供してくれてありがとうくらいにしか感じなくて、衝撃というより笑撃なんだよね。まぁ、未明に不安な気持ちにさせられた近隣住民はたまったもんじゃないだろうし、契約してる企業も朝からてんてこ舞いで大変だったろう (それでなくとも新年度&株主総会前で忙しいというのに)。
騒ぎすぎではないか?という声もあるのだろうけど、問題は「公然わいせつ」そのものじゃないからねぇ。
社会的責任のある立場の人間がそういうことをして多方面に迷惑をかけてしまったことが問題だからねぇ。
イメージが優先されてしまうCMに関してはどうしようも無いわけで、別にそのまま流そうが法的には問題ないのだけど、商品やサービスとしてはあまりよろしくない。放映を取りやめてしまうのも無理はない。CMを差し止めすれば見込んだ広告効果が無くなるわけだ。それどころか、逮捕されたタレントを起用していたことで会社のイメージを損なう可能性もある。場合によっては株価にまで影響が出る。宣伝のスケジュールもリスケせにゃならんし、新たなCMを作るったって、タダじゃ作れないわけだし、余計な予算を捻出せにゃならなくなる。
テレビ番組自体も、番組そのものはいいだろうけど、その番組のスポンサーがいい顔しないわな。番組が差し替えになればスポンサーが期待した広告効果が得られないかもしれない。事件の影響で会社のイメージを損なう可能性もあるし、場合によっては株価にまで影響が出る。
経済的損失は大きいし、機会損失も大きい。普通の人が酔っ払って裸になって騒ぐのとは影響力が全然違ってくる。まぁ、ジャニーズ的には、契約書に書かれた違約事項に基づいて違約金の支払いをするだけだろうけど。
幸いなのは今回誰かを物理的に傷つけたわけでもなさそうだし、あるいは悪質な行為とは感じられないことだろうか。前回稲垣吾郎が逮捕された時は、単なる道路交通法違反ではなく傷害罪などもくっついてきたけど、道路交通法違反よりもむしろ傷害罪のほうが、当時見てる側からすれば「やっちまった」感があった。あれに比べればこっちはかわいいもんだ。いや、まぁ、ちんこはかわいくないかもしれんが。
それにしても鳩山総務大臣が最低だと発言したのもわからんでもないけど、身内がしでかした時に辛辣な発言でボコボコにしてたわけじゃないから、いまいち説得力に欠ける。調子のいい事言ってるなぁと思った。
■ [事件] すき家で毛入り牛丼は食べたくない [長年日記]
すき家で毛入り牛丼は食べたくない
普段ならわざわざ日記に書くようなニュースでもなんでも無いんだけど、記事を読んでて、ふと気になることがあったので。
・会社告訴の店員を逆告訴 「すき家」のゼンショー - MSN産経ニュース
・器より中身が問題?すき家、告訴した女性店員を逆告訴 (社会:ZAKZAK)
簡単に時系列でまとめてみた。
2008/04 女性店員が、時間外割増賃金が未払いとして労働基準法違反の疑いでゼンショーおよび同社社長らを告訴。
↓
2009/01 仙台地検、未払い額が少額のため同社を起訴猶予処分、社長は嫌疑不十分で不起訴処分。
↓
2009/03 ゼンショーが女性を以下について詐欺と窃盗で告訴
・休日に勤務したかのように勤怠報告書を虚偽申告し、賃金を詐取した
・店舗の米を無断で食べた
↓
2009/03 仙台地検、嫌疑不十分で不起訴処分
現在は、女性店員がゼンショーに対して民事訴訟を起こしていて、それが継続中とのこと。
サービス残業なんてのはいいこと無いからねぇ。経営者は残業代はらわずに済んで笑顔かもしれないけど、そんなの一時だよ。社員の不満がつのるだけだ。ただ、世の中にはわざわざ残業代で給料をかせぐという考えの人もいるから、悩ましいわな。時間との関連性がある、結果がともなった残業ならいいのだろうけど、ただダラダラと残業されてもというのもある。かといって成果主義体制にすればいいかというと、かならずしもそうとは言えないし、それが原因で問題が発生する可能性もある。まぁ、本件とは関係ないけど。
で、本件で気になったのは何かというと、
“炊飯器に(洗浄用の)たわしの毛が入っていたので客に提供することはできなかった。もったいなかったのでアルバイト店員数人と分けて持ち帰った。社内規定では4時間以上の勤務者には食事が認められている”
という女性店員の説明にある、炊飯器にたわしの毛が入っていた件。
たわしの毛があるってことは、きちんとすすいでないってことですな。これ、たまたま見てわかる“たわしの毛”だったからよかったものの、汚れとか、洗剤だったらわからないよなぁ。もっとも、人間のやることだからミスはある。やっちまったものは仕方ないが、再発しないように何かすべきだろうけど、その後すき家的には改善されたのだろうか。
以前、すき家で牛丼食べてたら、店員の髪の毛がまじってたことを思い出したよ。
それはそれとして、ゼンショー的には、こういう“たわしの毛”が混じってしまったご飯をどう扱ってほしかったんだろう。やはりスタンダードに廃棄ですかね。ゼンショー的には食べたら窃盗らしいので。
そんなすき家では、豚丼をやめるそうで。
確かに豚丼やめたほうがコストを簡単に下げられて、牛丼値下げしやすいですな。
個人的には牛丼より豚丼のほうが味がよかった(※)だけに残念。
残念といいつつも2年近く牛丼チェーン店に行ってないけども(笑)
※ あくまで相対的な話。絶対的な話をしてしまうと、ファストフードである点と、値段以外の価値が無くなると思うので。
■ [IT][事件] 国交省のページ改ざん、サーバ停止までに半日以上かかったでござる [長年日記]
国交省のページ改ざん、サーバ停止までに半日以上かかったでござる
国土交通省のページが何者かによって改ざんされていた件。以前から官公庁だのなんだのと改ざんされていたことはあったので別に珍しいことでもないのですが、記事を読んでいてちょっと気になったことが。
まずは、微妙にわかりにくい文章だったので、時系列にしてみた。
4/11(土) 10時〜12時半 国土交通省「調達情報公開システム」が改ざんされる。
↓
4/11(土) 夕方 内閣官房情報セキュリティセンターの指摘で改ざん判明。
↓
4/12(日) 13:20 サーバを停止して復旧作業開始。再開のめどたたず。
↓
4/13(月) 国土交通省、「調達情報公開システム」の改ざんがあったことを発表。
気になったのは何かというと、改ざんが判明してからサーバを止めるまでに半日以上かかっているということ。いくらなんでもその対応は遅いのではないか、と。ちなみに改ざんされてから判明するまでに数時間というのは、がんばったほうだと思う。システムダウン食らうようなわかりやすいものならともかく、改ざんだけだと、改ざん検知するような監視をしていないかぎり、意外と気づきにくいもんだ。
システム運用している以上、さまざまなことが起こりますが、その中でもセキュリティに関わることは最優先で処理される必要があります。もちろんその場の担当者だけの判断でシステムを止めるわけにもいかないから、用意された緊急時の対応にしたがって、しかるべき人への通知、必要に応じた召集や承認といった過程を経ているとは思います。そういった過程を経て、やっとシステムを止めることができるまでに半日以上。
ただ、国交省の名誉のためにフォローしておくと、緊急時マニュアルがどのような内容かわからないので、どんだけ頑張っても半日かかる可能性はある。たとえば、専門家が到着するまでシステムをそのままにしておく、という手順になっていて、専門家の到着が半日〜1日の契約となっているような場合。いや、まぁ、通常の障害時じゃないんだから、さすがにそれはないか……。
たとえばですな、大事な大事な一人娘が、裸で外出していると気づいたらどうよ。本人はいたってまじめにちゃんと服を着ていると思ってる。
娘「いってきまーす」
息「ちょ、ねーちゃん、なんてかっこしてんだよ。母さん、止めないと!」
母「そんなこと言われても、お父さんに相談してみないと」
婆「最近の若いもんは大胆じゃのう」
爺「婆さん、メシはまだかい?」
婆「さっき食べたじゃろ、あんたは黙っとれ」
夜。
父「ただいま、どうした?」
母「実は娘がかくかくしかじか」
父「そうか、ほかには?」
息「とりあえず、おっぱいでかかった」
婆「けつ毛ぼーぼーじゃった」
爺「ところでどちら様かの?」
父「よくわかった。明日止める。今日は寝る」
朝。
父「行ってくる。医者が昼ごろに来る。息子、それまでの間、がんばって写真撮っておいてくれ」
息「ちょ、母さんにぶっ殺されるぞ」
父「いいか、息子よ。男には死ぬとわかっていてもだな…」
息「はいはい、わかったよ。あんた本当に鬼だな」
母「あら、なんの相談?」
息&父「なんでもない。なんでもない。」
母「そう。娘ならもう出かけたわよ。お昼には帰ってくるって」
息「残念だったな、父さん」
父「うむ」
爺「そんなこともあろうかと、ワシがしこたま撮っておいたぞ」
息「爺ちゃん、こういう時だけボケないのかよ」
婆「もっとも、ワシの裸じゃが」
先延ばししてもいいことないし、箱入り娘として大事に扱ってほしいものです。
■ [事件] 特攻隊長が金属バットで一般人襲ったらボロ負けしたでござる [長年日記]
特攻隊長が金属バットで一般人襲ったらボロ負けしたでござる
・オレに教育はいらない…“もぐり狩り”の少年逮捕 - MSN産経ニュース
・強盗傷害:暴走族が「もぐり狩り」 少年4人逮捕 警視庁 - 毎日jp(毎日新聞)
簡単にまとめ。
・逮捕された少年らは、平成2年生まれの不良グループ「02会」のメンバーが中心
・2008年10月、暴走族「椿連合」を再結成
・少年らは19代総長や特攻隊長を名乗っていた
・11月から1月にかけて「もぐり狩り」と称し、金属バットを持ってオートバイに乗った男性を襲う。
(2008年12月29日、大学生♂(20)を襲うなど)
・「ケンカが一番強い」はずの特攻隊長は、2009年1月に無職男性(22)を襲った際に負けそうになる。
さらに仲間が110番通報。
その場で逮捕。
・2009年4月9日、強盗傷害容疑などで逮捕
・特攻隊長は「後悔はしていない。オレに教育はいらない」と言っている
いや、もう、後悔してないとか言う前に、恥ずかしすぎて外を歩けないレベルじゃないかと。
金属バット持っていながら、110番しなけりゃならないほど返り討ちにあうってのは、どうなんだろ。相手の無職男性がどういう人物なのかまったくわからないけど、仮に一般人なら目も当てられないレベルだし、一般ではない人だとしても一応自称とはいえ「ケンカが一番強い」だからねぇ。
仲間も仲間で、なんで110番なのかと。そこはたとえ卑怯でも加勢に入るとかじゃないのかと。そもそも、110番したらどうなるかくらい、わかるだろうに。
なににせよ、椿連合とやらに泥どころかウンコ塗りんで唾連合にしてしまっただろうから、再結成したばかりで解散せざるを得ないですなぁ。
■ [事件] 2009/02/05 スマイリーキクチのブログが炎上 [長年日記]
スマイリーキクチのブログが炎上
芸人のブログが炎上して10数人が書類送検されたというニュースを見て、Google先生に聞いてみると、それがスマイリーキクチだとわかったのですが、そうやってすぐわかるくらいネットではあれやこれやと言われてたことなのでしょうね。後日、中傷にあっていた芸人は自分であると告白したわけですが、とりあえずリンクを1つ。
・「10年間ネットで中傷」――スマイリーキクチさんがブログで告白 「炎上で摘発」報道受け - ITmedia News
それにしても、いまいちよくわからん事件だなぁというのが正直な感想。
そもそも書類送検された当人たちはスマイリーキクチを逮捕された少年たちの1人だと思ってたのかな。それともそれらの少年以外の関係者だと思ってたのかな。もし前者だとしたら相当間の抜けた人たちだとしか思えない。当時、一部メディアで実名報道がされたり、裁判で刑が確定してその内容も簡単に調べられるわけで、仮にスマイリーキクチが彼らの1人だとしたら芸能活動が物理的に不可能だということくらいは小学生でもわかりことじゃないかと思う。
問題は後者の場合だけど、都市伝説の類のように長々とチクチクやられてるあたり、このへんが原因くさいように思える。あの事件、逮捕された少年たちについては耳がうるさくなるほど報じていたけれど、それ以外の人たちについてはなんだかうやむやにされていたように記憶してる。そのうやむやのところを使って、それっぽい(しかも確認のできない)材料を加えてしまえば、結構簡単にある一定の考えを与えたり人を騙したりできるわけで。
それにしても、当時の関係者が語った話ならともかく、いくらでも改変の聞く形であらわされてる文章をまともに受け止めて、よくもまぁそこまで人を憎めるなぁと思いました。怖い怖い。