■ [マンガ] 2006年5月と6月に買った新刊コミック
2006年5月と6月に買った新刊コミック
・DEATHNOTE (11)
第2部も佳境でライトとニアの最終決戦が近づくそんな11巻。最終12巻は7/4発売。
・聖闘士星矢EPISODE.G (9)
そういえば週刊少年チャンピオンで本家車田正美による聖闘士星矢が夏くらいから始まるんだったっけ。また袋とじ8ページとかじゃなくて、普通に連載するのを期待します。車田正美公式サイトの近況2006によれば、どこかで見たことあるあのキャラが出て……。相変わらず濃いなぁ、老師…もとい童虎は。
・からくりサーカス (42)
最終43巻は8月かな……?
・あの山越えて (8)
・ピューと吹く!ジャガー (11)
・生徒諸君!教師編 (9)
定期テストって、返却された結果を材料に間違えたところを克服できるかどうかも重要なポイントですな。なぜ間違えたのか、どうすれば次に間違えずに済むか、その時にきちんとやっておけばいざ受験となったときにだいぶ楽だと思うんだよね。CMで「どこまでやればいいかわからなくて不安」って言うけど、不安ならその不安が消えるまでどこまでもやればいいし、好きなところでやめればいいと思うわけで、ただそれに自分が納得するかどうか、というだけの話。ここらで生徒諸君に話を戻すと、そんな定期テストで急激に成績のあがったナッキーのクラスに事前に試験問題が漏れていたのではないか、という疑惑が……。というところで9巻はおしまい。
■ [マンガ] 食玩みたいなマンガ
食玩みたいなマンガ
お菓子のオマケで、オマケが欲しくて肝心のお菓子が捨てられるということがかつてあった。有名なビックリマンチョコである。私はシールを集めていなかったので、特にビックリマンチョコを好んで買うことはなかった。それもあってか、ビックリマンチョコを食べずに捨てるという行為に対して、なぜそれを行うのか疑問に思っていた。お菓子自体はマズいわけではなく、むしろおいしいのになぁなどと思っていた次第である。ちなみに当時、店先に「シール目的でお菓子を捨てる人には売りません」と張り紙がされるような状況だった。
しかし、ひょんなことからこの心理を痛いほど味わうことになる。
2001年、東ハトからスナック菓子「千年伝説」が発売された。カールのチーズ味のようなお菓子に、カードが1枚封入されているというもの。カードは全40種。ところが困ったことにカードは均一に出荷されいるというわけでもないので、たとえば箱で買ったとしても全部揃うわけではない。カードコンプリートの道は想像以上に出費がかさむものでありました。
ただ単に40種揃えるだけなら、トレードという手段があったのでそれはそれで問題はない。何が問題だったかというと「直筆サイン入りカード」の存在だった。40種揃えたとしてもそれで終わりではなく、そこに欲しいものがあればとことん突き進むしかない。近所に在庫が無くなれば、仕事場近辺まで手を伸ばし、だんだんと購入範囲が広がっていく日々が続いた。ここまでくると手に入るかどうかというよりも“どこでこの行為に納得して止めるか”という状態に陥った。もはやコレクターとしての意地と理性の戦いである。
一方では、お菓子本体がどんどんたまっていくわけである。一気に大量消費しても良いが、さすがに摂取カロリーのことを考えると限度がある。なるほど捨てたくなるのもわかる。私はチーズ味のカールっぽいお菓子は嫌いではなかったから良いものの、この手のお菓子が嫌いな人はもうどうにもならないだろうなぁと思った。ここまで来ると、もはやお菓子のほうがオマケで、酷い言い方すれば邪魔もの以外のなにものでもなくなってしまっている。メーカー的には売れればいいだろうけど、商品の存在意義としては本末転倒に近い。
でもまぁ昨今のフィギュア付きお菓子あたりは、さらに上をいくレベルでどっちが本体かわからなくなっているのも事実。確か、景品法的にはかなりグレーなのだったけか。真っ黒だったっけか。ま、消費者は(お菓子じゃなくてオマケが欲しいという意味で)わかって買ってるから別にそんなこと知ったこっちゃないですな。
そんな“どっちがオマケなんだ?”の世界についにマンガも参入するようです。DVDのオマケに短編マンガがつくようなものは昔あったけど、今度はマンガにアニメDVDがつくのだそうだ。
・こどものじかん 4巻 特別限定版 (9/12発売、3980円)
本編薬30分のOVA付き特別限定版。
→ Amazon.co.jp: こどものじかん 4巻 特別限定版: 本: 私屋 カヲル
・ツバサ 21巻 初回限定版 (11/16発売、3360円)
DVD「ツバサ TOKYO REVELATIONS 1 魔術師の伝言」(本編25分)付き
CLAMP描き下ろしDVD全3巻収納可能ディスクケース付き
・ツバサ 22巻 初回限定版 (2008/01/17発売、2980円)
DVD「ツバサ TOKYO REVELATIONS 2 少年の右目」(本編25分)付き
・ツバサ 23巻 初回限定版 (2008/03/17発売、2980円))
DVD「ツバサ TOKYO REVELATIONS 3 姫君の視た夢」(本編25分)付き
もうなんて言ったらいいんだろう。特にツバサあたりは、ディスクケース付きだけどその分も値段に入ってるあたりが。
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松本零士関連本紹介シリーズ
本棚を整理してたら、こんなの発掘しましたよ。
「めざせ漫画家! 手塚・赤塚賞受賞作品集」の第7巻。
少し拙い解説をしてみます。
手塚賞と赤塚賞は、集英社が行っている新人向けの少年漫画賞で手塚賞が普通の作品、赤塚賞がギャグ漫画を対象としています。「バクマン。」でも語られてますから細かい話はしませんが、歴史は古く、名だたる漫画家がこれらで賞を取ってデビューしてたりします。
この「めざせ漫画家! 手塚・赤塚賞受賞作品集」は、80年代後期から90年代後期まで発行されたもので、その年にこれらの賞に入選したり佳作を取った作品を本にまとめて年に2冊くらい発行していたものです。全20巻まで発行されています。
似たようなものに、「ホップ☆ステップ賞SELECTION」なんてのがありまして、こちらは同じように新人向けに毎月行われていた「ホップ☆ステップ賞」で入選してたりした作品を集めたもの。普通に考えたら、いくら入選や佳作を取って優秀な作品とはいえ、新人の応募作品を集めて発行して商売しようって考えるのはすごいと思います。当時のジャンプの勢いはすさまじいものがありましたからねぇ。
そんなわけで、「めざせ漫画家! 手塚・赤塚賞受賞作品集」の第7巻ですが、この本には以下の作品が収録されています。
作者名 | 作品名 | 備考 |
藤崎竜 | WORLDS | 第40回手塚賞準入選 |
薮野てんや | 情熱のクリッパー | 第40回手塚賞準入選 |
稲垣洋一 | NON-STOPPER | 第40回手塚賞佳作 |
三部敬 | 鳥の視点 | 第40回手塚賞佳作 |
川村孝一郎 | CHEESE | 第40回手塚賞最終候補作 |
わたべせいじ | 世界一速い男 | 第33回赤塚賞準入選 |
小津萌 | 百年と少し前のお話 | 第33回赤塚賞準入選 |
福田撤守 | イサオザワンダフォー | 第33回赤塚賞佳作 |
常陸直也 | ハイパー小学生 | 第33回赤塚賞佳作 |
鷹田翔子 | MAN or DOG? | 第33回赤塚賞最終候補作 |
上記の中で、わかる範囲内で活躍中なのは以下の方々。
・藤崎竜
「PHYCO+」「封神演義」など。現在、ジャンプスクエアで「屍鬼」連載中。
・薮野てんや
「うるとら☆イレブン」「デジモンアドベンチャーVテイマー01」など。現在、コロコロコミックで「イナズマイレブン」連載中。現在のペンネームは「やぶのてんや」。
・三部敬
「ブラックロッド」「パズル」「菜々子さん的な日常」など。現在はヤングガンガンで「鬼燈の島 ホオズキノシマ」を連載中。ペンネームは他に「三部けい」「瓦敬助」。
誰だろう? と思って調べたのだけれど、作品としては「菜々子さん的な日常」シリーズだけ知ってた。
肝心の中身ですが、面白いかと言われると(好みもあるでしょうが)、少々厳しいものがあります。普通に本誌などで読みきりが掲載されても、これ連載いくだろうなぁと思うくらい面白いものから、読むのがつらいものまで様々ですから、応募作品だとどうしてもねぇ。それでも、準入選というのは伊達じゃなく、とりあえず読ませる体裁が整っているのはさすがです。準入選→佳作→最終候補作という順番に並んでいるので、読んでいるとだんだんガッカリ感が強くなるのがどうにもあれですけれども……。
さて、松本零士関連本とか言いながら、ここまで松本零士がまったく出てこないわけですが、いやまぁ、実際、表紙を見て、作品読み進んでも全然出てこないんだから仕方ない。自分自身も、これを発掘して読みながら、なんでこれ買ったんだろうと首かしげてしまいましたよ。
そして最後まで来て、ようやくわかりました。
巻末に、収録作品に受賞時の各審査員のコメントが掲載されているのですが、当時審査員の1人だった松本先生のコメントが載ってる。載ってるっていっても、一言ですけどね。作品ごとに。
ええ、まぁ、それだけなんですけどね。
たぶん他の巻も載ってると思うんで、見かけたらチェックしてみてください。
■ [健康] たとえ風邪を引いていても
たとえ風邪を引いていても
2012/6/22(金)。
朝起きたら全身痛い。
熱は37度3分。
昨日のこともあるので、今日も連絡を入れて仕事を休んだ。
風邪で2連休とは、ずいぶん久しぶりな休み方だなぁ。
午後、宇宙戦艦ヤマト2199の上映チケットを入手。舞台挨拶のやつだ。
たとえ風邪を引いていても、やらにゃならんことはやっとかないといかんのだ。
ポチっとやるだけだが。
とりあえず一仕事(?)終えたので、再びおやすみなさい。