■ [マンガ][テレビ] 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」がTBSでドラマ化 [長年日記]
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」がTBSでドラマ化
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」がTBSでドラマ化される。
それ自体は別に驚くことでもなんでもなく、へぇ、で済まされるレベル。
なにしろ、こち亀は昔実写映画化されているし、近年でも舞台化されている。いまさら実写ドラマ化だなんだでどうこう言うものでもない。
……はずなのでありますが、ジャンプの表紙を見てそりゃもう驚いたさ。
両津勘吉役→香取慎吾
. . 。 。
. / / ポーン!
( Д )
背が低くて、ガサツで、不潔で、毛深くて、作品中でゴリラとも原始人とも揶揄される両津役を、香取慎吾が演ずる。香取なら、中川や本田など、他に適役っぽいのがあるような気がするけど、よりによって主役なのか……。松本零士おなじみの「四畳半の怪人」を「郷ひろみ」が演るようなものに思える。
まぁ、ホームレス中学生で小池徹平が主役を演じたり、蒲郡風太郎を松山ケンイチが演じたりしても、作品としてきちんとしたものになっていたりするので、もしかしたらドラマのこち亀も、香取慎吾がハマリ役だったりするかもしれない可能性がないわけでもない気がしないでもないと思っていいのかなぁ。例えば、小倉久寛が両津役をやればいいかっていうとそういうわけでもないし。見た目が違いすぎるのもそうだけど、香取が両津勘吉としての演技ができるのか、見てのお楽しみってところか……。
■ [日記][ネット] 2009/06/02 物に対する温度差 [長年日記]
物に対する温度差
こういうの↓って人によって見聞きした時に思うことがかなり違ってくると思います。
・日々是遊戯:新郎のPS3本体と「ウイイレ」を勝手に売った友人に非難殺到 - ITmedia Gamez
・日刊スレッドガイド : 俺の留守中、親が勝手にWiiと箱○とPS3を親戚に貸しやがった
・鉄道模型を捨ててから、夫の様子がおかしい:アルファルファモザイク
ゲームをやりこむ人だったり、コレクターだったりすると、おそらく共通した感想を持つはずです。
「ありえない」
と。
ただし、そういったことをしない人や、そこにあるものに興味が無い人にとっては、集めたものものは邪魔なゴミと同等であるし、ゲームにしてもたかがゲームだし、またプレイすればいいじゃない程度にしか考えてくれないのだと思う。
まぁ、どっちが正しくてどっちが間違ってるってのはないんだよね、これ。
この温度差はどうしようもない。
自分だって、まったく興味のないことに誰かが熱狂的になっていたとしても、その気持ちは理解できない。理解できるとしたら、自分が似たような気持ちになっていることで、擬似的に理解することくらいだろうか。
うちの親も、物がたくさんある状態を快く思わない人で、当然ながら私のコレクションに対してはあまりいい印象は持っていない。ただ、完全に否定するわけでもなく、言うとしても「少しは処分して減らせ」程度でした。それ以前は完全に否定的だったから、だいぶよくなったと言えます。今は、諦めたか、物が増えても特に何も言わなくなりました。
そうやってコレクションに対する考え方が緩和されたきっかけになったのが「なんでも鑑定団」でした。あの番組で時々「おもちゃ」が取り上げられますが、そのときの金額を見て、そういうオタグッズにもビンテージな世界があり、貴重で価値のあるものなのだという認識ができたようです。そういうのは、所持してる人がいくら主張したところで、基本的に話を聞かない。事実をつきつけるしかないわけですが、そういう意味であの番組はかなり効果的でした。それまでは、昔のおもちゃなんてのはまさしく「ゴミ」という認識しかなかったのに、今では
「あの時あげちゃったおもちゃ、もったいなかった」
と発言するようになったくらい。それ以降は、私の所有物に対してとやかく言うようなことはなくなりました。まぁ、上で書いたように、少しは減らせ、くらいですな。
ところで、うちの親が「もったいなかった」と言うおもちゃは何かというと、コンバトラーVの超合金(5体セット)と、ガッチャマンのゴッドフェニックス。小学生のころだったか、私の了解を得た上で、親戚の子供にあげたもの。その後、それらがどうなったかわからないけど、箱は無いし、バトルジェットのコクピットは取れてしまってるし、傷もそれなりにあるし、といった感じで、まぁ、今は燃えないゴミになってるのだろうと思います。
もともと祖母が「何かに使える」と、物を取っておいた人で、包装紙なども綺麗に保管しておいたらしい。しかもきちんと物を片付ける人ではない(※)ので、それを反面教師にしたのか、親はとにかく物を溜め込むことや、床や畳にものを置くことを嫌っているのでありました。私はたぶん祖父母の性格を濃く受け継いだ可能性が……(隔世遺伝か?(笑))
※ 勉強や仕事は好きだが、家事全般はあまり好きではなかったらしい。あとは使いやすいところに物を置いていた可能性がある。
集めることに義務を感じて集めてる状態で心のどこかで苦痛を感じて「誰か止めてくれ!」と心が叫んでるならともかく、普通に楽しみで物を買っていて、買ったものを大事にしてる人だと、そういうコレクションに関することが自分を構成しているものの一部になっている可能性がある。心がレゴブロックで構成されているとしたら、そのどこかのブロックが趣味で構成されてたりするわけだ。納得して処分するならともかく、ある日、突然勝手に処分されてたらと思うと、レゴブロックの心を不意にハンマーで砕かれるようなものじゃないだろうか。その結果、激昂する人もいるだろうし、上の鉄道模型の人みたいなことになる人もいるだろうし、反応はさまざまかもしれないけど、自分だったらどういう行動に出るか、正直な話、自分に自身がない。
そういう事態にならないことを願うのみ、かなぁ。
でも、もしかしたら、鉄道模型の人のようになる可能性は否めない。
昔、自分の不注意でSFC版のリメイクDQ3のデータを飛ばしてしまった時、ソフトを売りに行っちゃったから。なんかもう、DQ3をやる気に一切なれなくて、何の迷いも無く売りに行ってしまった。もしある日、コレクションを勝手に処分されてたら、これのもっとすごい状況になるのかなぁ、とか思ったりすると切なくなる。
■ [アニメ] 新世紀エヴァンゲリオン 日テレで再放送 [長年日記]
新世紀エヴァンゲリオン 日テレで再放送
忘れないようにメモ。
・新世紀エヴァンゲリオン:“ブームの原点”テレビ版、日テレが異例の再放送(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)
流れ。
・06/27(土) 映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」公開
・06/29(月) 日テレ深夜枠で新世紀エヴァンゲリオン再放送開始
・07/03(金) 日テレ金曜ロードショー「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」放送
再放送スケジュール
・06/29(月) 25:59〜 第壱話〜第参話
・07/01(水) 深夜 第四話〜未定
・07/10(金) 深夜 放送話未定
・07/15(水) 深夜 放送話未定
・07/17(金) 深夜 放送話未定
・07/22(水) 深夜 放送話未定
・07/24(金) 深夜 放送話未定
・07/31(金) 深夜 放送話未定〜第弐拾参話
・08/01(土) 26:10〜 第弐拾四話〜第弐拾六話
その他、「破」公開にあわせて特別番組を放送予定
■ [ゲーム] ニンテンドーDSLiteちゃん(2)がヒンジの重傷、任天堂病院へ搬送・修理へ (最終回) [長年日記]
ニンテンドーDSLiteちゃん(2)がヒンジの重傷、任天堂病院へ搬送・修理へ (最終回)
DSLiteちゃんが戻ってきましたよ(´・ω・`)
結果から書くと、修理なし、そのまんま返されてきました。
まぁ、予想はしてたから驚きも何もないけれども。
1日にサービスセンターから電話があって、液晶の違いによるもので品質基準内で特に問題ない、ということでそのまま返却する旨を伝えてきました。一応、こちらからの了承をとった上で返送するようですね。ここで断固として修理を望むとどうなるのかわかりませんが、ブラックリストに乗りたいわけでもないのでこれで妥協することにしました。
そんなわけで、3日に品物が届きました。とりあえず、画面の色以外の部分について細かく稼動確認することにしてみました。普段はそこまでしないけど、仕方ない。他にも甘いところがあるかもしれないから、きちんと見ておかないと……。
確認したのは以下の項目。
・ヒンジが割れてないか、ヒンジ以外の外装部分に変な歪みなどは無いか
→ 特に無かった。ありえないところに隙間があったらイヤだから確認しとかないと。
・電源ボタンが正常かどうか
→ 特に問題なし。前回電源は入ったから大丈夫だと思ったけど、電源ボタンがおかしいせいでプレイ中に電源が落ちたらイヤだから、一応確認しておかないと。
・ソフト (DS用、GBA用) が正常に認識できるかどうか
→ 特に問題なし(と思う)。一発で起動できるかどうかを確認しただけだから、百発百中どうかはわからないけど。
・画面の色以外に画面に問題がないか (抜け、傷、ほこり、画面のズレ)
→ 見た限り抜けとかズレとかその手のは特に問題無かった。見る人が見れば何かあるのかもしれないけど、本人が特に問題ないと思えばそれでいいんじゃないかと思う。
とりあえず視野角と残像に関しては、比較するDSLiteが無いのでなんともいえない。なんとなく以前より悪いような気がするけど、気のせいかもしれないし、気のせいじゃないかもしれないし。ケツイDSの弾がなんとなく色が薄いような気がするんだよな。保護シートをつけながらプレイしてたから色が濃く感じるならわかるけどなんとなく薄く感じるってのは残像の影響じゃないかと思うんだけど、まぁ見るの久しぶりだし思い込みの可能性もある。
・タッチ画面で正常にタッチできるかどうか
→ タッチ画面の調整と、ピクトチャットで確認してみた。まぁ、問題ないのではないかと。
・操作用のボタンが正常かどうか
→ 特に問題なし。ボタン押しても反応が無いとか、ボタン押してもへこまないとか、ボタン押したら戻ってこないとか、そういうのがあったらシャレにならんからねぇ。
・ボリュームが正常がどうか
→ 駆動部分なので一応確認してみた。動かしてもボリュームに変化がないとか、ゆるすぎて勝手にボリュームが変化するとか、そういう事態になったらシャレにならんから確認しておかないと。
・音が正常に聞こえるかどうか
→ 内蔵スピーカーとイヤホンで確認。音そのものと、ステレオ具合を確認した。一応問題ないと判断。
・無線通信できるか
→ 体験版のダウンロードで確認。
・音声認識できるか
→ 体験版の脳トレのジャンケンで確認。なんとなくチョキが認識づらいが、これはDSLiteが出た当初から言われてることだったと思うので気にしないことにする。
とりあえず問題なさそうなので、これにて終了。
■ [宇宙戦艦ヤマト][アニメ] 宇宙戦艦ヤマト 復活篇のプロモーションDVDが来た [長年日記]
宇宙戦艦ヤマト 復活篇のプロモーションDVDが来た
ヤマトというカテゴリにしてみました。
6/4(木)、「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」のプロモーションDVDが届きました。
お?
おお。
この程度はゆうメールではよくあること。以前は、どう見ても一度封筒がビリビリに破けたよね?これ……っていうのを補修したようなテープでベタベタくっつけてた状態のものが届いたこともあるので、こんなちょこっと気にしたら負け。気になるなら、ちょこっと破けたくらいでは、へのツッパリにもならんような梱包すればいいだけのこと。そもそも送られてくる過程でどう扱われるかもわからんしね。そういえば、荷物を放り投げる業者もあるらしいねぇ。どことは言わないけど。
でも、あれですな、オークションあたりで、天候不順な時に本を送るのに、封筒に本を裸の状態で入れて送るのは勘弁して欲しいですな。
閑話休題。
それで開封してみたわけですが、
いや、こんなちゃんとしたものを送ってくるとは思わなかったですよ。裏にはストーリーだの、仕様だの書いてある。イベントとかで配るような、紙製のケースに入った試供品タイプのものを想定してたので、ちょっと驚いた。Google先生によれば5000枚のプレスだと70万円前後のようですね。ゆうメール大量発送で割引価格で送れるから、なんだかんだで120〜130万円くらい? 営業でも広報の人間でもないので妥当なのか知りませんが。
もっとも、大切なのはケースでもDVDでもない。肝心なのは中身です。
さてその中身ですが、とりあえず一番気になったのは、キャラクターに対して魅力を全然感じなかったことかなぁ。アニメやマンガのキャラクターってのはいわば記号だから、その記号をよりよいものにするために、作っては捨て、作っては捨て、という過程を経ていくだろうとは思いますが、その結果がこれなのだとしたらこのプロモを見た限りでは、不安になる。
というか、少し気味の悪さを感じた。アニメのキャラなのに、マネキンや浄瑠璃人形を彷彿させるような感じというか、エジプトの壁画に描かれてそうな感じというか、素顔なのに化粧した歌舞伎役者みたいな感じというか、……。不気味の谷みたいなものかな。
もっとも、アニメがすべて、アニメらしい特徴をもったキャラでなくてはならないとは思わない。作品やストーリーにあわせて、アニメらしい特徴は抑えて実際の人間に近い感じにデザインするというのはいくらでもあると思う。ヤマトはもともとそういう作品ではなかったから、そのイメージが強く残っているからこそ、そのように思ってしまうのかもしれない。ただ、以前との作品のつながりが同じ世界だというだけの完全なる新作なら頭の中でいったんリセットできたのに、これ、一応完結編からの純粋な続編だからねぇ。
見て欲しいのはキャラクターではなくキャラクターのセリフまわしや演技であり物語でありドラマであり…というコンセプトがあるのならわかるけど、プロモからはそういうことはわからないので。そういう意味ではこのプロモーションDVDの、広告媒体としての位置づけがいまいちわからない。唯一わかるのは、パッケージ裏に書いてあった
「このDVDはあなたにお送りしたものですが 1人でも多くの人に見て頂きたいのですが……」
ただ、それが目的なら、Youtubeなども併用するほうが効果的な気がしないでもない。もちろん様々な契約事項や大人の事情などもあるだろうし、必ずしもそれが最善の策かどうかは別ですが。
今回のPVを見ていて感じたことは他にもあって、キャラもメカも、松本零士の色合いを一切排除している、ということ。これ自体は個人的にはそれはそれでアリだと思うのであまり気にはしないつもり。他のシリーズ化されてるアニメ作品でもその手のはごまんとあるわけだし。
それとCGに関しては、これ好みもあるだろうけど、個人的には普通のアニメ部分とあまり違和感のないように親和性を求めて欲しいなぁと、見てて思った。今の状態だと、方向性として実写を目指してる感じがしないでもないけど、どうしても浮いて見えてしまう。
ゲームとかパチンコの映像のように、スポット的に流すものとは違うから、どうしても見え方が……いやそれだけじゃないか。コスモパルサーだったかな、あれ、スピード感を感じないです。いや、あれミサイル大量に積んで重爆撃機みたいだから、あれはあれでいいのか? 敵戦闘機はちょっとワクワクしたな。あの形。
これはあくまでプロモーション映像でしかないので、2時間の映画全編通してみたら実は良いかもしれないけど、少なくとも今この映像を見せられて
「これで復活するのはどうだろうか?」
と思われないかが心配であります。
「このDVDはあなたにお送りしたものですが 1人でも多くの人に見て頂きたいのですが……」
とあっても、
「今度ヤマトが復活するんだよ!プロモ見るか?」
という感じには、積極的にはすすめられないです。見せてといわれたら見せるけど……。
ただ、このプロモはまだ第1弾とのこと。パッケージに記載された内容によれば、
「プロモーションDVDは第2弾、第3弾と続々リリースされます。」
ということなので、第2弾、第3弾とリリースされて、見てる人になんらかの形で何か沸き立つものを感じさせてくれて、全身の穴という穴から何かが出てきてしまうほど興奮できるものが来ることを大いに期待します。
「てめぇら前回は散々なこと言ってくれたな!これ見てギャフンといいやがれ!」
「ギャフン!」
そんな感じがいいです。
■ [IT] 10億年間もデータを保存しても…… [長年日記]
10億年間もデータを保存しても……
→ データを「10億年」保持可能:カーボン・ナノチューブ利用
…だそうです。
カーボンナノチューブの中に鉄を入れて、電圧をかけてその位置を変えることで、ビット状態を表そうというもの。鉄の移動に関して実験で行い、保存媒体としての可能性に関してはまだ考案した、いわば理論の状態。製品化までの道のりはまだまだ遠いですが、この技術を応用して、データ保持の信頼性や保存期間の長期化が実現できれば、データストレージの分野はさらに発展するのではないかと思います。
そして製品化まで達成できたら、次の課題は、10億年後に地球上に存在する知的生命体がその記録媒体に保存されたデータを読み込んで内容を理解するための方法と、その方法を10億年保存するための手段を考えることでしょうか。
■ [ゲーム] 新型携帯ゲーム機「PSP Go」 [長年日記]
新型携帯ゲーム機「PSP Go」
そういえば先日、PSPの新型として「PSP Go」が発表されました。基本的な性能は従来のPSPとまったく同じで、デザインやゲームのプレイ方法が大きくかわっています。
特徴を箇条書きにしてみると、こんな感じ。
・UMDドライブを廃止
・内蔵に16GBのフラッシュメモリー
・ソフトはダウンロード販売 (無線LANかPS3、PCを介する)
・操作用のボタンはスライド式 (スマートフォンみたいな感じ) になったので、ゲーム機本体として左右の幅がかなり縮まっている
・大きさ 128×16.5×69mm、重さ 158g
・液晶は3.8インチ (ちょっとだけ小さくなってる)
・メモリースティックMicroスロット (従来のメモステは使えない)
・Bluetooth搭載
・発売は11/1
・価格は26800円
従来のPSPとの違いは、価格.comで比較してます。
とりあえず、PSP Goに完全に切り替わるわけではなく、PSP-3000と併売されていくそうなので、従来のPSPユーザーはとりあえずは安心できる。良かった。ま、あくまでもとりあえずでしかないですが。
ゲーム機としてのあり方としては、個人的には“あり”だと思います。携帯ゲーム機に限らず、この手のものは携帯性や操作性というのは特に重視すべき点だと思うので、方向性としては決して間違ってない。しかも物理的にパッケージソフトを装着しない手段だと、ドライブの読み込み時間や面倒さからの開放というプレイヤーが望んでいたことの実現、中古ソフトの存在というソフトウェアメーカーの悩みの種も解消、どこぞからダウンロードしてきたソフトを使ってタダで遊んでることに関係各社があまり頭を悩ませなくてすむという、いろいろな利点を含んでいますね。
ただ、これはこれで少々、問題点というか、既存プレイヤーとしては気になる点があります。
それは、今まで入手したソフトを生かせない、ということ。いままで発売した過去のPSPソフトもダウンロード販売するそうですが、現状では既存資産を生かす手段が提示されていないので、すでに持ってるソフトをPSP Goで遊びたい場合は買いなおす必要がある、ということになってしまうのであります。そのあたりがどうなるか……。
ちなみに私は、欲しい専用ソフトでも出れば別ですが、いまのところ買う気は特に無いです。どうしても、形のあるソフトのほうに愛着が沸いてしまうので、今持ってるPSPでプレイします。愛着ってのはちょっと違うか。なんていうか、所有してることの安心感と満足感と充実感。ソフトがね、羽をはやしてメーカーから飛び立って自由になってる感じ。何者にも縛られずに、いつでも好きなときに自由にプレイできるってすばらしい。
ダウンロード販売だと、何かこう自由が少ない感じがしてしまうんだよね。パッケージ販売には無い自由がある代わりに、パッケージ販売が持ってる自由のいくつかを無くしてる。仕方ないことなんだけどね。
そのかわり無限の可能性がある。
パッケージ販売だと、本体かソフトのどちらかが物理的に壊れてしまったら、プレイする手立てがなくなる。古いものであればあるほど、それを元の状態に戻す手段が極端に少なくなる。もしそのソフトが、あるいは本体が、中古市場でレアなものならば、下手をすればもう二度と手に入らないかもしれない。でもエミュレータを使った手段であれば、技術的には永久に過去のソフトを楽しむことができるわけだ。
Wiiのバーチャルコンソールはそれを商売にした1つの形だし、今は他のゲーム機でも似たようなことをやっている。だからこそ個人的に声を大にして言いたい。「電波新聞社がX68000でリリースしたソフトをプレイできるようにしてくれ!」と。ファンタジーゾーンのスペハリ面をプレイしたり、バブルボブルのサイバブルンをプレイしたり、古代祐三・永田英哉の曲を聴きながらボスコニアンをプレイしたりしたいですよ?
それと気になることは、いまのところ併売をうたってはいますが、おそらくは次第にPSP Goへとシフトしていくのだろうと容易に想像されます。ということは、次第に旧式のPSPが市場から消えていくことにつながるわけですが、そうなった時に既存資産であるPSPのソフトとUMDビデオソフトをどうやって再生するのかがネックになると思います。独自規格のディスクを使っているソフトならではの悩みかもしれませんし、別にPSP Goがリリースされずに普通にPSPが終了すれば同じことですけれども。5インチのFDが手元にあっても、ドライブが……というのと一緒か(笑)
まぁ、あれだ。
ダウンロード販売だのパッケージ販売だの、気にしてるのは私のような濃い人と、お店の人くらいで、普通の人からしたら、
…なのだろう。
たぶん。
■ [マンガ] 2009年4月・5月購入新刊 [長年日記]
2009年4月分
・鋼の錬金術師 (22)
いつも22日前後に発売するのに、テレビアニメにあわせたのか、変則的に上旬に発売に。
すでに作者が最終章と明言しているように、この巻でも、伏線張りであるとか話の間を溜めるなどは無く、ラストへ向かって一気に突き進んでいる感じが十分に伝わってきます。今回の流れはこのような感じ。
人造人間(プライド)をアルフォンスごと閉じ込めて時間稼ぎ
↓
地上では外でマスタング大佐が、内はアームストロング少将が暴れまくり
↓
エドたちは研究所から地下へ。ホーエンハイムは途中から単独行動。
↓
プライドがモールス信号で救援を呼び脱出
↓
地下で密かに開発していた量産型人造人間が始動
どさくさにまぎれてエンヴィーが復活
↓
ホーエンハイム、“お父様”と対面
↓
単行本22巻はここまで。
登場人物が同時並行的にそれぞれの役割を果たしていく過程が描かれています。風雲急を告げるような展開で、それぞれが用意した作戦が少しずつ花が咲いて実がなる様を見ていると、スカっとします。…と同時に、あまりにうまく行き過ぎるので、誰かの死亡フラグですか? とか勘ぐってしまうこともあります。まぁ、それはともかくとして、この巻はまだまだ伏線回収して次につなげるための下積みの段階程度にしか過ぎません。次の23巻では、焔の錬金術師全開で大佐無双が見れたり見れなかったり、第24巻では筋肉無双が見れたり見れなかったりするので、まだまだ盛り上がりには事足りません。
■ [マンガ] 愛…しりそめし頃に… まとめ [長年日記]
愛…しりそめし頃に… まとめ
どちらかというと、メモがわり。前回の続き。
▼収録作品
連載中のものは、2つほどサブタイトルわからなかったので?にしてます。ここのところ2月発売号が発行されなくなってるから、年末の後は4月まで待たないと連載分を読めないから、春は寂しい限りです。
第1集 | 読切 | 窓辺のともしび | 1989年12月15日号 |
読切 | ゆれ動くこころ | 1990年 4月15日号 | |
夢の1 | 神の人の近くに | 1995年12月28日号 | |
夢の2 | あざなえる縄のように… | 1996年 2月28日号 | |
夢の3 | 四畳半から宇宙へ! | 1996年 4月28日号 | |
夢の4 | 夢でしか逢えないヒト… | 1996年 6月28日号 | |
夢の5 | 手塚先生の代筆 | 1996年 8月28日号 | |
巻末 | ロケットくん | ||
第2集 | 夢の6 | 新しき出会い | 1996年11月12日号 |
夢の7 | 姉よ… | 1997年 3月12日号 | |
夢の8 | ひとりでいたい夜 | 1997年 5月12日号 | |
夢の9 | ロケットくんの最後 | 1997年 7月12日号 | |
夢の10 | 夏の終わり | 1997年 9月12日号 | |
夢の11 | 目の前の背中 | 1997年11月12日号 | |
特別編 | さらば 友よ | 1997年 1月12日号 | |
第3集 | 夢の12 | おそるべき新人との出会い | 1998年 1月12日号 |
夢の13 | 久し振りの仕事 | 1998年 3月12日号 | |
夢の14 | 雨が降る… | 1998年 5月12日号 | |
夢の15 | 謎の依頼人 | 1998年 7月12日号 | |
夢の16 | 足長おじさん | 1998年 9月12日号 | |
夢の17 | 足長おじさんの正体は!? | 1998年11月12日号 | |
夢の18 | プライドに泣く | 1999年 1月12日号 | |
夢の19 | アイデアの旅 | 1999年 3月12日号 | |
巻末 | テラさんからの手紙、藤子不二雄Aインタビュー | ||
第4集 | 夢の20 | 不意うち | 1999年 5月12日号 |
夢の21 | 哀しみを胸に | 1999年 7月12日号 | |
夢の22 | 男の背中 | 1999年 9月12日号 | |
夢の23 | 人生の道草 | 1999年11月12日号 | |
夢の24 | 君のいる夜 うれしい夜 | 2000年 1月12日号 | |
夢の25 | あたらしい挑戦 | 2000年 3月12日号 | |
夢の26 | 3回目のご対面 | 2000年 5月12日号 | |
夢の27 | トキワ荘の宴会 | 2000年 7月12日号 | |
巻末 | ロンリーガン | ||
第5集 | 夢の28 | 完成 | 2000年 9月12日号 |
夢の29 | 石森氏の外国みやげ話 | 2000年11月12日号 | |
夢の30 | 初めての大買物 | 2001年 1月12日号 | |
夢の31 | 突然の言葉 | 2001年 3月12日号 | |
夢の32 | 再生 | 2001年 5月12日号 | |
夢の33 | 常緑樹 | 2001年 7月12日号 | |
夢の34 | トキワ荘の決斗 | 2001年 9月12日号 | |
夢の35 | 西部劇ロケーション | 2001年11月12日号 | |
夢の36 | 試写会 | 2002年 1月12日号 | |
巻末 | 藤子不二雄A、つのだじろう、鈴木伸一座談会 「あの頃、ぼくらは…」 | ||
第6集 | 夢の37 | 結婚披露パーティー | 2002年 3月12日号 |
夢の38 | ペンタッチ | 2002年 5月12日号 | |
夢の39 | ギャグの花開く | 2002年 7月12日号 | |
夢の40 | 健康保険制度 | 2002年 9月12日号 | |
夢の41 | いく人くる人 | 2002年11月12日号 | |
夢の42 | 三人旅 | 2003年 1月12日号 | |
夢の43 | 雪のトキワ荘 | 2003年 3月12日号 | |
夢の44 | 新しい挑戦 | 2003年 5月12日号 | |
夢の45 | 出会いは… | 2003年 7月12日号 | |
巻末 | 秘蔵のスクラップが明かすあの頃 | ||
第7集 | 夢の46 | わかれの夜 | 2003年 9月12日号 |
夢の47 | おとぎの国 | 2003年11月12日号 | |
夢の48 | フィアンセ | 2004年 1月12日号 | |
夢の49 | 魔法の小箱 | 2004年 3月12日号 | |
夢の50 | 写楽風浮世絵似顔 | 2004年 5月12日号 | |
夢の51 | エラーズ対モンスターズ | 2004年 7月12日号 | |
夢の52 | テラさんのフィアンセ | 2004年 9月12日号 | |
夢の53 | フクロウの城 | 2004年11月12日号 | |
夢の54 | 百面相とリュート | 2005年 1月12日号 | |
巻末 | 「恐怖探偵局」第1話「ミミズク人間」(前編) | ||
第8集 | 夢の55 | 限りなき挑戦 | 2005年 3月12日号 |
夢の56 | 伯父きたる | 2005年 5月12日号 | |
夢の57 | 新宿ワンナイト | 2005年 7月12日号 | |
夢の58 | 新しいヒーロー | 2005年 9月12日号 | |
夢の59 | ミラーボールの下で… | 2005年11月12日号 | |
夢の60 | 電話のむこうのヒト | 2006年 1月12日号 | |
夢の61 | シルバークロス | 2006年 3月12日号 | |
夢の62 | さよならテラさん | 2006年 5月12日号 | |
夢の63 | 新連載「シルバークロス」 | 2006年 7月12日号 | |
巻末 | 「恐怖探偵局」第1話「ミミズク人間」(後編) | ||
第9集 | 夢の64 | 上を向いて歩こう | 2006年 9月12日号 |
夢の65 | 国境の二人 | 2006年11月12日号 | |
夢の66 | 夢と現実のちがい | 2007年 1月12日号 | |
夢の67 | 劇画きたる! | 2007年 5月12日号 | |
夢の68 | ストーリー漫画vs劇画 | 2007年 7月12日号 | |
夢の69 | クロサワ・パワー | 2007年 9月12日号 | |
夢の70 | 少年雑誌新時代きたる! | 2007年11月12日号 | |
夢の71 | 新連載「海の王子」 | 2008年 1月12日号 | |
夢の72 | 「週刊少年サンデー」創刊!! | 2008年 5月12日号 | |
巻末 | 藤子不二雄A的トキワ荘のリアル“生活誌”大公開!! | ||
第10集 (予定) | 夢の73 | ? | 2008年 7月12日号 |
夢の74 | 赤塚不二夫 大ブレーク! | 2008年 9月12日号 | |
夢の75 | 空手修行 | 2008年11月12日号 | |
夢の76 | ? | 2009年 1月12日号 | |
夢の77 | マグリットの岩 | 2009年 5月12日号 | |
夢の78 | 漫画の描き方 | 2009年 7月12日号 | |
夢の79 | ? | 2009年 9月12日号(予定) | |
夢の80 | ? | 2009年11月12日号(予定) | |
夢の81 | ? | 2010年 1月12日号(予定) |
▼既刊本の発売日と次の予想
最新刊の発売は、前の巻からだいたい1年半〜2年くらい、最後に収録された話が掲載されて1年くらいが目安かなぁ、って思ってます。
巻数 | 発売日 | 最後に収録された話の掲載号 |
1巻 | 1997年 1月30日 | 1996年 8月28日号 |
2巻 | 1998年 2月26日 | 1997年11月12日号 |
3巻 | 2000年 5月30日 | 1999年 3月12日号 |
4巻 | 2001年 7月30日 | 2000年 7月12日号 |
5巻 | 2003年 1月30日 | 2002年 1月12日号 |
6巻 | 2003年11月29日 | 2003年 7月12日号 |
7巻 | 2006年 2月28日 | 2005年 1月12日号 |
8巻 | 2006年10月30日 | 2006年 7月12日号 |
9巻 | 2009年 5月29日 | 2008年 5月12日号 |
10巻 | 2011年 1月頃? | 2010年 1月12日号(予定) |
■ [日記] 2009/06/13 クーラーをちょこっとだけ掃除したんだけど…… [長年日記]
クーラーをちょこっとだけ掃除したんだけど……
いやもう、ちょっと聞いてくださいよ。
部屋のクーラーを掃除してたんですよ。
クーラー。
昨年の9月だか10月くらいまで稼動していて、クーラーですから冬はお休みいただく。そして今年もそろそろがんばってもらおうかと思って、まずはフィルターの掃除をしたわけです。
そうしたら、どうにも、冷気を噴出するところの汚れが気になってしまったんですね。
そもそも、フィルター以外の内部は、買った当時から今に至るまでまともに掃除したことはありません。外枠をどうやってはずすかも知りませんから、掃除しようがなかったのです。もしかしたら説明書に書いてあるかもしれませんが、うちの親って説明書とか読まないから、すぐ捨てちゃうんですよ。いつも家電製品の説明書はとっておけって言ってるんですけど、いつの間にやら捨てちゃう。かといって、はずし方もわからずに無理やりはずそうとしてドリフのコントみたいにガコンと斜めにズレたあげくにドシーンと頭の上に落ちてきても面白い困るので、外枠を外すのは断念してる。
そんなわけで、毎年、フィルターだけ掃除してたわけですが、なんとなく気になって冷気の出るところから覗いてみたら、真っ黒けだった、と。見なきゃ気にしなくて済んだのに、見てしまったからどうにかしたい。
とはいえ、前出の理由どおり、本格的には掃除できないので、せめて出口付近でもだけでも、と、思ったわけです。
でもねぇ、出口付近とはいえ、手を突っ込めるほど隙間があるわけじゃないんだよねぇ。
そこで、手を突っ込まなくても掃除できる手段を考えた。
そして掃除したさ。
もうね、真っ黒いのがどんどん取れる。
気持ちいいくらいに気持ち悪い状態だったのか……、などと思いながら調子に乗って掃除してたわけですよ。
そうしたら、
折 れ ま し たw
こういう時って変な方向にテンション高くなりませんか?
普通は、たぶんこっち↓なんだと思う。
仕事とかしてて、なんかとんでもないことが起こると、たぶんこう。
でも、そういうの関係なく、とんでもないことが起こっても、それ以降特に影響はなくて、とんでもないことが起こったことそのことだけが問題だという時って、なんか変なテンションにならない?
そんな感じ。
27〜8年使ってきた定規だったけど、まさかこんな形で最期を迎えるとは思わなかった。
■ [FF] シヴァは変形して合体し、バイクになります [長年日記]
シヴァは変形して合体し、バイクになります
以前、FF13のインタビューをについて一言触れたことがありました。今は諸般の事情でインタビューから削除されていますが、記事が載った当初は「シヴァは変形して合体し、バイクになります」という発言がありました。まぁ、言葉どおりにとらえれば、なんかもうガッカリ感でいっぱいなわけですが、時期的にそれほど詳細が出せない頃でしたから、それはそれとして実は、みたいな、何らかのミスリードでもあるんかな、とか勝手に思ってました。
そんなFF13は今のところ2009冬という発売予定となってまして、少しずつではありますが、情報や映像や画像が公開されつつあります。そして、ついに、FF13の公式サイトに召喚獣「シヴァ」の項目が追加されました。
それによると、
シヴァを召喚すると、スティリア(姉)とニクス(妹)が出現して、
・妹のニクスがタイヤで攻撃したり
・姉妹が合体してバイクになったり
・召喚士がそのバイクに乗ったり
・そもそもそのバイク、ハンドルの付け根あたりに顔がある
……という、いやぁ、インタビューの言葉どおりすぎですね。
笑い死にさせる気ですか。
■ [アニメ] 「東のエデン」終了、そして劇場へ [長年日記]
「東のエデン」終了、そして劇場へ
アニメ「東のエデン」がとりあえず11話で終了。
この作品はフジテレビの木曜深夜アニメ枠(ノイタミナ)で4月から放映されていたもので、同枠としては原作なしの初オリジナル作品。この枠のアニメは比較的良質な作品が多いので、とりあえず第1話だけでもチェックしておこうと思って見はじめて、気がつけば最終話まで見てしまったわけです。最後まで面白く見れました。
で、その続きが劇場版として11月から公開されることが放送終了後に発表されました。話の展開が、1つの事件の終わりを見て1クールとしてはきちんと終了したものの、全体としては中途半端でしたから、てっきり半年から1年くらいあけて2クール目といういまどきのやり方かと思ったら予想外の展開。
まずは1発目として11/28から「東のエデン 劇場版I The King of Eden」が、来年1月からは劇場第2弾として「
東のエデン 劇場版II Paradise Lost」が公開されるとのこと。
1クールだけ放映して、2クール目に相当する部分を2つにわけて劇場公開するという形式は結構珍しいように思えます。
とりあえず、見てない人のために「東のエデン」のあらすじを書いてみます。
主人公・滝沢朗(仮名)は記憶喪失。自分が何者なのか、今まで何をしてきたのか、なぜ自分がここにいるのかまったくわかりません。記憶も無い、着るものもない、そんな彼はひょんなことから卒業旅行にアメリカに来ていた日本人女性と出会います。彼女がたまたま違反をしていたこと、そして彼がたまたま全裸だったこともあり、二人とも警官に追われる立場となるのです。彼の持っていた携帯電話を使うとジュイスと名乗る人物とつながり、日本へ行くように言われます。こうして、彼は、彼女とともに日本へ帰国することにします。
日本へ戻った滝沢は、自分が持っていた携帯電話と、日本で出会った人物などから自分がセレソンであることを知ります。しかし、セレソンはそもそも何者なのか、なぜ自分がセレソンなのか、断片的なことしかわかりません。彼は、他のセレソンと会うことで、自分が何者なのかを知ろうとしました。
セレソンは、ミスターアウトサイドと呼ばれる人物から「日本を救う」ことを一方的に命ぜられた人たち。彼らは全部で12人おり、各人に100億円の資金とそれを利用するための携帯電話を与えられています。携帯電話を通じてジュイスというコンシュルジュに依頼すると、(実現可能であれば)それに相当する金額を資金から使用して実行してくれます。それは、日本の首相を動かすことも、殺人でも可能です。ただし彼らが、日本を救うという目的を遂行できなかった場合は消されます。また、誰かが日本を救うことを実現した場合はゴールとなり、その人物以外は消されます。
そして、滝沢が記憶を失う前に行ったことも断片的にわかってきます。
2万人のニートを、豊洲のショッピングモールに集めていたこと。
そのニートが突如、行方不明になったこと。
かつて発生した「迂闊な月曜日」事件に何らかの形でかかわっていたこと。
彼は記憶を失う前にいったい何をしたのか、その核心は物語が進むにつれて明らかになっていきます。
そして、とあるセレソンの計画(60発のミサイルを落として、日本をいったんリセットする)を知った滝沢がとった行動は何か。日本はいったいどうなるのか……。
ミサイルの一件がすべて終わった時、最終話のラストシーンで彼はジュイスに依頼します。自分をこの国の王様にしてくれ、と。そして、それは受理されます。
「ノブレス・オブリージュ。今度会う時は素敵な王子様たらんことを」
ジュイスの言葉が、王様じゃなくて王子様なのは、なんでだろうと思ったら、第1話のサブタイトル「王子様を拾ったよ」に繋がってたのね。
それはそれとして、テレビシリーズでは当然ながら、まだまだ置いてけぼりになってることがたくさんあります。セレソンはまだ7人しか判明していません。また、セレソンを監視するセレソンとしてサポーターなる人物がいるのですが、それが誰かも明らかになっていません。そもそも、まだ日本を救えてません。果たして日本の王様となった主人公がどのような物語を作っていくのか、すべては劇場版で語られ……ますよね?
ノブレス・オブリージュ。
今後の劇場版でも視聴者たらんことを。
■ [アニメ] 戦国BASARA最終回。2010年に第二期放映決定 [長年日記]
戦国BASARA最終回。2010年に第二期放映決定
6/19(金)。
戦国BASARAも最終回を迎えました。全12話。
番組終了時に、第二期を2010年にやるという告知付き。
12話分すべて脚本がむとうさんでした。熱い物語を堪能しましたよ。
戦国BASARAのゲームのほうは知らないので、この先どうなるのかわからないのですが、信長が死んだら次は秀吉なんですかね。
■ [長年日記]
松本零士関連本紹介シリーズ
本棚を整理してたら、こんなの発掘しましたよ。
「めざせ漫画家! 手塚・赤塚賞受賞作品集」の第7巻。
少し拙い解説をしてみます。
手塚賞と赤塚賞は、集英社が行っている新人向けの少年漫画賞で手塚賞が普通の作品、赤塚賞がギャグ漫画を対象としています。「バクマン。」でも語られてますから細かい話はしませんが、歴史は古く、名だたる漫画家がこれらで賞を取ってデビューしてたりします。
この「めざせ漫画家! 手塚・赤塚賞受賞作品集」は、80年代後期から90年代後期まで発行されたもので、その年にこれらの賞に入選したり佳作を取った作品を本にまとめて年に2冊くらい発行していたものです。全20巻まで発行されています。
似たようなものに、「ホップ☆ステップ賞SELECTION」なんてのがありまして、こちらは同じように新人向けに毎月行われていた「ホップ☆ステップ賞」で入選してたりした作品を集めたもの。普通に考えたら、いくら入選や佳作を取って優秀な作品とはいえ、新人の応募作品を集めて発行して商売しようって考えるのはすごいと思います。当時のジャンプの勢いはすさまじいものがありましたからねぇ。
そんなわけで、「めざせ漫画家! 手塚・赤塚賞受賞作品集」の第7巻ですが、この本には以下の作品が収録されています。
作者名 | 作品名 | 備考 |
藤崎竜 | WORLDS | 第40回手塚賞準入選 |
薮野てんや | 情熱のクリッパー | 第40回手塚賞準入選 |
稲垣洋一 | NON-STOPPER | 第40回手塚賞佳作 |
三部敬 | 鳥の視点 | 第40回手塚賞佳作 |
川村孝一郎 | CHEESE | 第40回手塚賞最終候補作 |
わたべせいじ | 世界一速い男 | 第33回赤塚賞準入選 |
小津萌 | 百年と少し前のお話 | 第33回赤塚賞準入選 |
福田撤守 | イサオザワンダフォー | 第33回赤塚賞佳作 |
常陸直也 | ハイパー小学生 | 第33回赤塚賞佳作 |
鷹田翔子 | MAN or DOG? | 第33回赤塚賞最終候補作 |
上記の中で、わかる範囲内で活躍中なのは以下の方々。
・藤崎竜
「PHYCO+」「封神演義」など。現在、ジャンプスクエアで「屍鬼」連載中。
・薮野てんや
「うるとら☆イレブン」「デジモンアドベンチャーVテイマー01」など。現在、コロコロコミックで「イナズマイレブン」連載中。現在のペンネームは「やぶのてんや」。
・三部敬
「ブラックロッド」「パズル」「菜々子さん的な日常」など。現在はヤングガンガンで「鬼燈の島 ホオズキノシマ」を連載中。ペンネームは他に「三部けい」「瓦敬助」。
誰だろう? と思って調べたのだけれど、作品としては「菜々子さん的な日常」シリーズだけ知ってた。
肝心の中身ですが、面白いかと言われると(好みもあるでしょうが)、少々厳しいものがあります。普通に本誌などで読みきりが掲載されても、これ連載いくだろうなぁと思うくらい面白いものから、読むのがつらいものまで様々ですから、応募作品だとどうしてもねぇ。それでも、準入選というのは伊達じゃなく、とりあえず読ませる体裁が整っているのはさすがです。準入選→佳作→最終候補作という順番に並んでいるので、読んでいるとだんだんガッカリ感が強くなるのがどうにもあれですけれども……。
さて、松本零士関連本とか言いながら、ここまで松本零士がまったく出てこないわけですが、いやまぁ、実際、表紙を見て、作品読み進んでも全然出てこないんだから仕方ない。自分自身も、これを発掘して読みながら、なんでこれ買ったんだろうと首かしげてしまいましたよ。
そして最後まで来て、ようやくわかりました。
巻末に、収録作品に受賞時の各審査員のコメントが掲載されているのですが、当時審査員の1人だった松本先生のコメントが載ってる。載ってるっていっても、一言ですけどね。作品ごとに。
ええ、まぁ、それだけなんですけどね。
たぶん他の巻も載ってると思うんで、見かけたらチェックしてみてください。
■ [日記] 2009/06/23 よく考えたらトイレが丸見えだった件 [長年日記]
よく考えたらトイレが丸見えだった件
6月から仕事場が変わったわけですが、そこのトイレがよく考えたら丸見えじゃないかということに気づいた今日この頃。
別に今の場所ははじめてというわけでもなく、2003年くらいから何年間かは、今の場所で仕事してたわけです。そのときは別にそんなこと思わなかったのですから、今更感は拭えません。
まずはこれ見て下せぇ。
トイレの構造です。
形状としてはコの字型になっていて、個室と小便器は奥のほうにあり、手前に洗面台があります。通路からは奥の様子は一切わかりません。個室はドアがきちんとありますから、上から覗かない限り中は見えません。小便器は一番手前に壁がありますから、一応見えないことになってます。
問題は、洗面台。
洗面台は正面に鏡があります。壁一面が鏡です。
そして、そのすぐ横には窓があります。一面全部窓です。
もうおわかりかと思いますが、窓の外から鏡を通じて、小便器が丸見えです。
小便器側からは、鏡を通じて、窓の向こうのビルが丸見えです。
誰だよ、こんなトイレを設計したの。
■ [アニメ] 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を見てぼかぼかしてきた [長年日記]
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を見てぼかぼかしてきた
6/27(土)。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の公開初日。
見てきました。
本当は日曜に見ようと思ってたのですが、上映開始30分くらい前に急遽予定変更して映画館へ向かった次第。混んでるかなと思いましたが、普通に座席も予約できました。
見た感想ですが、予想以上に面白かったです。前回の感想では「再構成の名を借りた別物」と表現しましたが、今回は「再構成どころじゃない別物」かな。完全に別物ってわけじゃないけど、別物って言っていい。テレビ版を散々見たって人が見ても十分楽しめるんじゃないかと思います。「序」を見たならとりあえず見て損は無いと思うし、見ようか迷ってる人なら見てもいいんじゃないかと思います。幸い、7/3(金)の日テレ金曜ロードショーで「序」が放送されますから、それを見て、4日の土曜日とかに見に行くのもよろしいかと。とりあえずお勧めしておきます。
ただし、ちょっとグロいの苦手、という人はきついかもしれません。
以下、いろいろ。
できるだけネタバレにならないように努力してみるつもりがネタバレだらけになったので、映画見てない人は見ないほうが吉。
■ [食べ物] 山崎パン ゴールドソフトを食べてみた [長年日記]
山崎パン ゴールドソフトを食べてみた
山崎パンにゴールドソフトという名前のパンがあります。
普通とはちょっと違い、材料を贅沢に使って、月に1度しか作ってないもので、価格は3斤分で1575円。
1斤換算で525円です。
パンとしてはそれなりのお値段ですが、最近テレビで取り上げられて、ちょっと興味を持っていました。
おいしいらしいんですよね。
それで、つい先日、仕事帰りにデイリーヤマザキの店頭で売られているのを見て、買ってみました。
食ってみました。
その時の気持ち ↓。
いや、別にマズいわけじゃないんだ。どちらかといえばおいしいほうだと思う。
でも、近所のパン屋で売ってる1斤273円のホテルブレッドのほうが遥かにおいしい。一口食べた瞬間に私と両親の3人が口をそろえて、いつものパンのほうがおいしい、と即答したくらいだから。食べ比べてみないとわからないとか、そういう微妙なことじゃないから、これは仕方ない。
このゴールドソフトに言い値で値段をつけるなら、山崎パンには申し訳ないけど1斤168円。
さて困った。
このパン、よりにもよって、3斤もある。
ここまでが金曜の夜のこと。
その後、2斤分を食すのに、日曜までかかったのでありました。
あと1斤は冷凍してます。
なんの罰ゲームだ。これ。
■ [宇宙戦艦ヤマト] サンクスのWAKUWAKUハッピークジやってみた [長年日記]
サンクスのWAKUWAKUハッピークジやってみた
6/30(火)。
出社前、いつもより30分ほど早く家を出て、サンクスへ。
3店舗ほどまわり、それぞれ735円の買い物をして、合計3枚のクジを貰ってきました。
ペロっとめくると、1枚が資生堂の何かよくわからないものの50円割引券が、残り2枚がハズれ。
何だかよくわからないものは購入しないので、割引券があっても意味がないですな。
まぁ、これ自体は個人的に目的ではないので特に問題なしってことで。
その後、ヤマトのオリジナルバッグのために、クジに記載されたIDナンバーを使ってゲームにチャレンジ。
1回目。
見事当選。
とりあえず目的は達しました。
ありがとうサンクス。
また次の企画があったら、楽しみにしているよ!
まだクジは残ってるので、あとは全6種類あるという壁紙を手に入れるだけです。
2回目に挑戦。
見事当選……。
うん、まぁ、70000名様だからね。当たっても不思議はないよね。
当たったのに文句言っちゃいかんよな。罰が当たるし、ハズれた人に失礼だ。
最後の1枚。
3回目に挑戦。
なん……だと……!?
壁紙くれないつもりか……
_ どだればち [はじめまして、青森県の、“どだればち”と申します。 私は、サークルK、サンクスのキャンペーンにて、復活篇の12月公開..]