■ [IT] 2005/04/09 不正アクセスと私
不正アクセスと私
つい先日、ITmediaさんとこに出たニュース「ITmediaニュース:「不正アクセス」の司法判断とは――ACCS裁判」によると、“判決は「問題のファイルはFTPからアクセスするのが通常で、FTPにはアクセス制御機能が存在した。元研究員の手法は、FTPのアクセス制御を回避した不正アクセス行為。イベントで脆弱性を公開したのは自らの技術を誇示するためで、IT社会の発展を妨げることは明らか」”だそうで。
前半、意味わからん。いや、正確に言うと言ってる意味はわかるけど、これが判決としてまかり通るということがわからん。そんなこと言ったら、FTPどころじゃなくて、OSのアクセス制御だって関わってくるし、これがファイルじゃなくてデータベースでも同様でないかい? そんなこと言ってたらHTTPでアクセスできるようになっている全ファイルに対して、FTPやOSのアクセス制御を云々なんてこと言えてしまう、ちょっと困った判例になるんだけどね。
いや、なにね、この判例を悪用して
「あなたは不正アクセス禁止法に違反する不正なアクセスを行いました」
ではじまる詐欺行為がでてきたりしてね。
まぁ、不正かどうかで躍起になって争うよりも、そんなザルな管理で大事なファイルが見られないよう、ぜひとも十分気をつけてください。
■ [事件] 2006/04/09 ロードローラーだ
ロードローラーだ
昔のギャグアニメはよく車に轢かれたり大きいものに潰されたりして体がペラペラになるというのが結構あったと思いますが、最近はそれほど見かけないですね。使い古されてしまってるというのもあるのでしょうか。
ヒロシがゴリライモと喧嘩をしている最中に潰されてしまったピョン吉も、どっこいシャツの中で生き続けることになったわけですが、ど根性ガエルも新ど根性ガエルも見てましたけど、どうも新のほうは最後どうなったか思い出せない…。
キン肉マンにおける地獄のローラーは今考えるとさほどビックリするようなギミックではないものの、当時としてはとんでもないギミックに思えたものです。このままでは終わらないだろうと思ってはいましたが、カギを取ろうとしたジェロニモの腕がローラーに巻き込まれる様子はすげぇと思ったものです。初期の頃のギャグマンガであれば、地獄のローラーに潰されてキン肉マングレートが絶命することなくペラペラになった状態で何事もなかったかのようにギャグをかましたのかもしれません。
ローラーと言えば、私よりも若い年代だとむしろ「ロードローラーだっ!!」のほうが思いだされるのでしょうか。ジョジョの奇妙な冒険 第三部のディオと承太郎の最終戦においてディオが承太郎を潰すべくロードローラーを叩きつけるというとんでもない荒業で、格ゲー化された時もそれは再現されていました。OVAにおいては、「タンクローリーだっ!!」に変わっていて、これをなるほどと思うか、改悪だと思うかは人それぞれです。あえてタンクローリーにすることの効果がうまく作品にプラスになっていれば、それでいいんじゃないかと私は思います。
ローラーと言えば、私より上の世代だと“重いコンダラ”世代でしょうか。私はそのまま“思い込んだら”と解釈していたので、それをコンダラを聞いた時は「あぁそういう間違いもあるのか」と思ったものでした。
とまぁ、そんなことをこのニュースを見て、ふと思ったわけであります。
■ [DQ] ドラゴンクエストについて何か語ってみる
ドラゴンクエストについて何か語ってみる
最初に書いておきますが、これは私の感じたことであり一般論的にドラクエを語ろうとか、学術的にどうこうとかそういう代物ではありません。むしろ世間の評価とズレているかもしれませんので、そこんところは気にしないほうが健康的かもしれません。ちなみに今回書くのは一番最初に出た、いわゆるドラクエ1です。
さて、この作品の個人的な総合評価を書きますと、正シリーズ8作のうち、第8位です。ビリですね。ものすごく反感買いそうですが、一応ビリな理由はあります(後述)。
このゲームはファミコン……というか、家庭用ゲーム機でアクション要素のないオーソドックスなRPGとしては初のゲームでした (アクション要素のものとしてはドルアーガの塔がすでにある)。当時この手のRPGと言えば、テーブルトークRPGを除けばパソコン用のRPGくらいしかありませんでした。なので多くのファミコンユーザにとって「RPG? 何それ?」という状態だったかもしれません。そんな中でジャンル発となるドラクエを発売するというのはずいぶんな冒険だったと思います。無論、ポートピア連続殺人事件で“謎を解く”タイプのゲームが受け入れられるということに対かな手ごたえがあっただろうし(※)、先見的な見方をすればこれが当たればこのジャンルにおいてエニックスが抜きん出るという期待があったかもしれません。実際、ドラクエの発売後はRPGというものが世間に認知され受け入れられました。結果としてその後は次第に様々なRPGが登場することとなり、ジャンルとしてその地位を確立していくこととなります。
そうやってドラクエが受け入れられたもの、作り手による、プレイヤーに対する遊びやすさの工夫があったからでしょう。パソコンRPGではキーボードをフルに使った操作体系もありましたが、ファミコンではそれを再現することができませんし、仮に何とか再現しても複雑すぎてプレイヤーはわけがわからなくなります。また、画面もステータス画面などが画面上に固定的に表示されていたこともあり、実際のプレイ画面は小さいものも少なくありませんでした。それに対してファミコンの特徴を生かし操作をシンプルに、そして画面を大きくすることで見た目にわかりやすく、かつ、パソコンRPGとの区別化をはかっています(※)。
また、初めてプレイする人のためにあえて複雑なシステムにせず、主人公1人を操作すればよいように、パーティ制を採用しませんでした(※)。ただし、これは容量の問題から実現できないことに対する言い訳である可能性もあります。いずれにせよ功を奏したのは確かでしょう。
私がこの作品の評価を8位にする理由はここにあります。もともとパソコンでRPGをプレイしていたため、パーティを組めないシステムに「いまさら1人?」と、冷ややかな目で見ていました。実際、1対1の戦闘は戦略性に乏しく、やれることも限られてくるためだんだん単調となり飽きてくる。RPGを構成する要素は、発見・謎解きと、戦いと思っています。その1つの要素が面白くないとなれば、魅力は半減してしまいます。シリーズの他の作品ではシステム的に難のあるものはあっても、それが原因で構成要素が完全につまらなくなるまでは無いので、順位づけをしようとすると戦闘のつまらなさはドラクエ1にとって致命的でした。この“ビリ”という順位は、今後よほど酷い出来の作品が出ない限り、私の中では不動だと思います。
最後になりますが、私がこのゲームを評価する上で欠点であると判断したことは、同時にこのゲームにとって良点であるということで、一応フォローはしておきます。
なお、とりあえず夢幻の心臓IIについては触れないでおきます。
当時有人が「ドラクエって夢幻の心臓IIに似てる」と言っていたのが印象的でした。後日実際に夢幻の心臓IIを見せてもらったのですが、そのゲームを私がプレイしたわけではないので正直似ているかどうかの判断ができませんでした。適当なことを書いても仕方ないので、これに関してはコレ以上は特に触れるつもりはありません。
※ ドラゴンクエストへの道より
■ [マンガ] 2009年2月・3月購入新刊
2009年2月購入の新刊本
・ピューと吹く! ジャガー (16)
・生徒諸君! 教師編 (17)
・xxxHOLiC (14)
・サクラ大戦 漫画版 (9)
連載していた雑誌「月刊マガジンZ」が休刊となり、堂々の第一部完。
第二部は同社「マガジンGREAT」で夏から連載開始予定。
・ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 紋章を継ぐ者達へ (8)
・ハーメルンのバイオリン弾き シェルクンチク (2)
一時期、連載が終わったのかと勘違いしてたけど、月2回刊の雑誌でたまに休載しとるのな。
■ [DQ] モンバトIIレジェンド:怒りの大地 後期開始
モンバトIIレジェンド:怒りの大地 後期開始
4/9(金)。
ドラゴンクエストモンスターバトルロードIIレジェンドは「怒りの大地」後期が開始。
これにより、
・ダークドレアムが登場
・新モンスター登場
・レジェンドモード DQ4解禁
ということで、レジェンドモードのDQ3をプレイしてみました。
1章 アルミラージ+キャタピラー+さまようよろい
10ポイント
いずれかのSPカードを使用する
2章 カンダタ+カンダタこぶん×2
25ポイント
SPカード「ギガデイン」を使用する
いずれかのとどめの一撃を放つ
3章 キャットフライ+ひとくいばこ+ミイラおとこ
10ポイント
いずれかのSPカードを使用する
4章 おばけきのこ+ばくだんいわ+ボストロール
25ポイント
SPカード「ギガデイン」を使用する
いずれかのとどめの一撃を放つ
5章 うごくせきぞう+だいまじん+ドラゴンゾンビ
10ポイント
いずれかのSPカードを使用する
6章 バラモス
35ポイント
SPカード「ギガデイン」を使用する
とどめの一撃「ギガブレイク」を放つ
7章 ドラゴン+バラモスゾンビ+バラモスブロス
25ポイント
SPカード「ギガデイン」を使用する
いずれかのとどめの一撃を放つ
8章 ゾーマ
60ポイント
いずれかのSPカードを使用する
とどめの一撃「ギガブレイク」を放つ
DQ1に比べるとさらにシンプルな条件になっていてこれは楽にクリアできそうだ。
そう思っていました。
6章まではものすごい楽でした。
もともとポイント獲得条件が緩いので、あとは倒せればOKでしたから。
しかし、残りの7章と8章は別の店でプレイしたのですが、これがいけなかった。
いざプレイしてみると、どうも筐体の赤ボタンの反応が悪い。
ゆうきを溜めたいのに、押しても反応しないことも……。
そのおかげで、ゆうきが溜まる前にバラモスゾンビたちを倒してしまうというハプニングが発生し、急遽、ゾーマ戦を投げることもありました (ゾーマに勝ってしまうと1章からやり直さないといけないため。負ければ7章からやり直せる)。
まぁ、それでも7章をなんとかクリアし、8章に臨んだわけですが、ここで大きな罠が待ち受けてました。
つばぜり合いに勝てない
ボタンの効きが悪いので連打してもカウントされないようで見事なまでに負けてしまうのでした。
そのままプレイ続行しますが、当然、ゾーマにメラガイアーを撃たれてしまい、敗北。
試しにもう1回プレイするも同じ結果になり、この店の筐体具合ではこれ以上は不可能と判断したのでした。
その後、別の店でプレイし1回目でゾーマを討伐。
評価EXをゲットしました。
教訓。
ボタンがおかしかったらすぐ諦める。
■ [ネット] 「幼児が数分で解けるのに大人が解けない算数(?)の問題」
「幼児が数分で解けるのに大人が解けない算数(?)の問題」
2012/04/09(月)。
“まつひろのガレージライフ”さんで紹介されていた、とある面白い問題です。
とりあえず私は2分くらいで解けました。これは喜んでいいのだろうか?
問題文自体が大きなヒントになってるのね。数字のほうばかり見てたから後から気づいた。
数字に違和感があったから気づきましたけど、違和感がないような書き方をしてたら延々首ひねってたかも。
こういうのは面白いですね。マイクロソフト社の面接で出された「マンホールが丸いのはなぜか?」とか、以前紹介した幼稚園の入園試験とか。
以下にネタバレ。
チャレンジしてから見てくださいね。