■ [マンガ] FMレコパル レコパル・ライブ・コミック
FMレコパル レコパル・ライブ・コミック
先日Yahooオークションで出品されていたFMレコパル102冊セットを落札しまして、それが11日に届きました。
FMレコパルはFMラジオとそれに関連するアーティスト、AV機器の情報が掲載されたFM雑誌で、1974年に創刊され、その後レコパルと誌名を変更したものの、1995年に休刊した雑誌です。注目すべきは創刊号から連載されていた「レコパル・ライブ・コミック」シリーズで、古今東西の音楽家等をテーマに数多くの漫画家によって漫画が作られていました。いざ手にとって読んでみると作家陣もテーマも豪華すぎて「すげぇ」の一言。情報として知ってはいても、現物を眺めると何か実感として感じられるものがあります。
ただこの「レコパル・ライブ・コミック」シリーズにとって残念なことは、単行本が少なく3冊まで出たところで打ち止めになってしまったこと。これがすごくもったいないのです。作品数自体は200を超えるはずで、まともに出したら単行本が20冊くらい出せるはずですが、結局発売されたのは第1集の「不滅のアレグレット」(松本零士)、第2集「ブリッジ (橋)」(石森章太郎)、第3集「ワイアード」(ジョージ秋山、政岡としや、長谷川法世)のみ。その収録は以下の通り。
「不滅のアレグレット」
・HERBERT VON KARAJAN ヘルベルト・フォン・カラヤン
・不滅のアレグレット フルトベングラ
・消えない音 フリッツ・クライスラ
・ディヌ・リバッティ 海螢
・ダビッド・オイストラフ バイオリンの切れた弦
・シャルル・ミュンシュ SP78回転の青春
・ヘンリク・シェリング アステカの輝く星
・デニス・ブレインの生涯 無限の走路
・エルネスト・アンセルメ 不死身のウイリアム・テル
・モーリス・アンドレ 裸と酒のトランペッタ
・シュバイツァーの偉大な生涯 ジャングルのフーガ
・BRUNO WALTER -猫とプレーヤーの偉大な生涯の物語
「ブリッジ (橋)」
・冬の鳥 −チャーリー・パーカー物語−
・ラッパを愛した男 ルイ・アームストロング
・MUSIC IS MY MISTRES デューク・エリントン物語
・Herbie Hancock RETROSPECT ハービー・ハンコックの追想
・クレージー・アルト 革命児オーネット・コールマン
・…演奏が終わってしまうや音は空中に消え去ってしまい二度と捉えることができない… エリック・ドルフィー
・Ugly Duck Coming Home He Became To Swan!! LEE OSKAR
・マヘリア・ジャクソン 聖夜
・マイルス・デービス
・ソニー・ロリンズ
・ダニー・ハザウェイ
・セロニアス・モンクス
「ワイアード」
ジョージ秋山
・死霊悪霊乱れ舞い ローリング・ストーンズ血の河を渡る
・ありがとう マービン・ゲイ
・俺の武器はエアロスミス
・私の孤独 ジョルジュ・ムスタキ
政岡としや
・イーグルス in Hotel California
・ボブ・マーリー
・オーティス・レディング
・赤い国のエルトン・ジョン
長谷川法世
・紫の煙 ジミ・ヘンドリックス
・星の女番馳せ参じます スージー・クアトロ
・金縛り(ワイアード) ジェフ・ベック
・A Star Comes Alive ピーター・フランプトンの復活
・明日へのキック・オフ(ロッド・スチュワート)
これらの単行本は古本屋で入手できるからまだいいですが、それ以外の作品は雑誌を入手しないと読めないいわゆる未収録。これが惜しくて仕方ない。いつか全部まとまって刊行されることを願いつつ、日記を書いた勢いで復刊ドットコムにて復刊リクエスト「レコパル・ライブ・コミック未収録作品の単行本化」を提案してみました。興味あったら投票してみてください。
話を最初に戻すと、FMレコパルを102冊入手したのはいいのですが、自分が欲しいのは松本零士が関係しているもの。マンガが掲載されている号は既知として、問題はインタビューであるとかコラムであるとか、そういうものを見逃さないようにしないといけない。加えて、いらないものを処分しないといけないので、オークションに出すための準備もする必要がある。そんなわけで届いたFMレコパルを「松本零士はいねがー」な感じに1冊1冊1ページずつチェックし、基本情報として掲載されている作家と作品名をチェックし、かつ表紙・扉・目次の3枚の画像を取得しているうちに日曜が終わり、翌月曜も仕事が終わった後にチェックしたものを整理して画像の調整とかしているうちに気が付けば火曜。まさかこんなに時間かかるとは思わなかった……。
■ [音楽] 古代祐三 BEST COLLECTION Vol.1
古代祐三 BEST COLLECTION Vol.1
昔、アクトレイザーをプレイしたことがある。
JR秋葉原駅の電気街口を出るとほぼ目の前にあるトキワ無線で、980円だったかなぁ、激安ソフトの常連と化していた。世間的な評判としてはそれほど良いものではなかったが、音楽に関してだけは古代祐三が担当しているからか評判は良かったと記憶している。で、その昔、そのアクトレイザーをトキワ無線で買ってプレイした。
内容的には2つのフェーズに別れたゲーム内容で、神として世界を作っていくシムシティーのようなゲーム内容と、時々見つかる魔物の巣窟みたいなところに神自ら出向いてそこにいる魔物たちをぶった押していく横スクロールのアクションゲームである。
一見2つの要素を兼ねた面白そうなゲームに聞こえるが、実際にプレイしてみると、なんというかどちらも中途半端だった。世界を作るにしてもさほど自由度があるわけではなく、おそらく同じような作業を繰り返すのみである。おそらくプレイした人それぞれ個性的な世界ができる……ということは無く、最終的には似たようなものができあがるのだと思う。アクションは普通だった。決してつまらないわけではなく、クソゲーというわけではない。一言で言えば普通すぎるのだ。他人に大いに勧められるほどのものというわけでもない。そんなゲームだった。ただしあくまで断っておくが980円で買ったこのゲームは、きちんとエンディングまで見て十分に楽しんでいる。980円だからかもしれないけど。
このアクトレイザーの最大の特徴は音楽だろうか。スーパーフェミコン初期のソフトはプリセット音色の中でもシンセ系のものを多用するものが多く、聞いていても似たような印象が強かった。そんな中で古代祐三作曲のアクトレイザー楽曲は、音色と音楽のバランスが良く、オーケストラ調の音楽は当時のSFCでは他に類を見ず、聞き心地、聞き応えともに十分すぎるほどのものだった。個人的にはフィロソマが一番好き。
アクトレイザーはWiiを持っている人ならバーチャルコンソールでプレイできる。Wiiポイント800だから損には感じないと思われ。
そんな古代祐三の作品が、CDに収録されて発売されます。
→ 【全曲新規レコーディング 豪華3枚組】ニンテンドーDS『世界樹の迷宮』作曲者、古代祐三氏の作品群が蘇る!
収録されるのはアクトレイザーとストーリーオブトア。それと、アクトレイザーとミスティーブルーのサウンドボードIIバージョン。アクトレイザーの音楽が死ぬほど好きという人がいたら、たぶんその人にとっては鼻血噴き出しながらうんこもらしちゃうほど興奮しそうな感じがします。私もサウンドボードIIバージョンのフィロソマ聞いてみたい。
一番気になるのは「Vol.1」となっていることだろうか。
ザ・スキームとか68Kボスコニアンとか高橋名人の大冒険島とか出ちゃうんだろうか。
→ Amazon.co.jp: 古代祐三 BEST COLLECTION Vol.1: 音楽: 古代祐三,ゲーム・ミュージック
■ [グラディウス] オトメディウスのストラップコード
オトメディウスのストラップコード
オトメディウスのエレメント携帯ストラップがプライズに登場してしばらく経ちます。
→ コナミのプライズ オトメディウス PRIZE COLLECTION エレメント携帯ストラップ
→ 取扱店舗検索
このストラップにはアイテムコードがついていて、それをゲーム開始時に入力すると対応している武装が入手できる仕組みになっています。武装は、スピード、ミサイル、ダブル、レーザーが各2種類、合計8種類です。
スピード
・H-SPEED 338-384923
・V-SPEED 119-284601
ミサイル
・2WAYミサイル 229-651112
・パラボラ 336-543823
ダブル
・ブーメラン 117-846451
・ワイパー 448-982114
レーザー
・アップレーザー 227-926472
・ダウンレーザー 446-635344
どれも性能が微妙なのが特徴です。使いどころが限られているというか……。スピード系は、エモンやジオあたりがスピード全然もらえてない時に使い道があるとか、2wayがあればアノアが上下にミサイル使えるとか、アレキサンドリアの遺跡内でパラボラとか、あれとかこれとか。
グラ2のアップレーザーを想像して、弱さに泣けてきたりとか(南極あたりで重宝してますが)。
…にしても、ステージが増えないとモチベーションが保てない…。
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■ [マンガ] 愛…しりそめし頃に… まとめ
愛…しりそめし頃に… まとめ
どちらかというと、メモがわり。前回の続き。
▼収録作品
連載中のものは、2つほどサブタイトルわからなかったので?にしてます。ここのところ2月発売号が発行されなくなってるから、年末の後は4月まで待たないと連載分を読めないから、春は寂しい限りです。
第1集 | 読切 | 窓辺のともしび | 1989年12月15日号 |
読切 | ゆれ動くこころ | 1990年 4月15日号 | |
夢の1 | 神の人の近くに | 1995年12月28日号 | |
夢の2 | あざなえる縄のように… | 1996年 2月28日号 | |
夢の3 | 四畳半から宇宙へ! | 1996年 4月28日号 | |
夢の4 | 夢でしか逢えないヒト… | 1996年 6月28日号 | |
夢の5 | 手塚先生の代筆 | 1996年 8月28日号 | |
巻末 | ロケットくん | ||
第2集 | 夢の6 | 新しき出会い | 1996年11月12日号 |
夢の7 | 姉よ… | 1997年 3月12日号 | |
夢の8 | ひとりでいたい夜 | 1997年 5月12日号 | |
夢の9 | ロケットくんの最後 | 1997年 7月12日号 | |
夢の10 | 夏の終わり | 1997年 9月12日号 | |
夢の11 | 目の前の背中 | 1997年11月12日号 | |
特別編 | さらば 友よ | 1997年 1月12日号 | |
第3集 | 夢の12 | おそるべき新人との出会い | 1998年 1月12日号 |
夢の13 | 久し振りの仕事 | 1998年 3月12日号 | |
夢の14 | 雨が降る… | 1998年 5月12日号 | |
夢の15 | 謎の依頼人 | 1998年 7月12日号 | |
夢の16 | 足長おじさん | 1998年 9月12日号 | |
夢の17 | 足長おじさんの正体は!? | 1998年11月12日号 | |
夢の18 | プライドに泣く | 1999年 1月12日号 | |
夢の19 | アイデアの旅 | 1999年 3月12日号 | |
巻末 | テラさんからの手紙、藤子不二雄Aインタビュー | ||
第4集 | 夢の20 | 不意うち | 1999年 5月12日号 |
夢の21 | 哀しみを胸に | 1999年 7月12日号 | |
夢の22 | 男の背中 | 1999年 9月12日号 | |
夢の23 | 人生の道草 | 1999年11月12日号 | |
夢の24 | 君のいる夜 うれしい夜 | 2000年 1月12日号 | |
夢の25 | あたらしい挑戦 | 2000年 3月12日号 | |
夢の26 | 3回目のご対面 | 2000年 5月12日号 | |
夢の27 | トキワ荘の宴会 | 2000年 7月12日号 | |
巻末 | ロンリーガン | ||
第5集 | 夢の28 | 完成 | 2000年 9月12日号 |
夢の29 | 石森氏の外国みやげ話 | 2000年11月12日号 | |
夢の30 | 初めての大買物 | 2001年 1月12日号 | |
夢の31 | 突然の言葉 | 2001年 3月12日号 | |
夢の32 | 再生 | 2001年 5月12日号 | |
夢の33 | 常緑樹 | 2001年 7月12日号 | |
夢の34 | トキワ荘の決斗 | 2001年 9月12日号 | |
夢の35 | 西部劇ロケーション | 2001年11月12日号 | |
夢の36 | 試写会 | 2002年 1月12日号 | |
巻末 | 藤子不二雄A、つのだじろう、鈴木伸一座談会 「あの頃、ぼくらは…」 | ||
第6集 | 夢の37 | 結婚披露パーティー | 2002年 3月12日号 |
夢の38 | ペンタッチ | 2002年 5月12日号 | |
夢の39 | ギャグの花開く | 2002年 7月12日号 | |
夢の40 | 健康保険制度 | 2002年 9月12日号 | |
夢の41 | いく人くる人 | 2002年11月12日号 | |
夢の42 | 三人旅 | 2003年 1月12日号 | |
夢の43 | 雪のトキワ荘 | 2003年 3月12日号 | |
夢の44 | 新しい挑戦 | 2003年 5月12日号 | |
夢の45 | 出会いは… | 2003年 7月12日号 | |
巻末 | 秘蔵のスクラップが明かすあの頃 | ||
第7集 | 夢の46 | わかれの夜 | 2003年 9月12日号 |
夢の47 | おとぎの国 | 2003年11月12日号 | |
夢の48 | フィアンセ | 2004年 1月12日号 | |
夢の49 | 魔法の小箱 | 2004年 3月12日号 | |
夢の50 | 写楽風浮世絵似顔 | 2004年 5月12日号 | |
夢の51 | エラーズ対モンスターズ | 2004年 7月12日号 | |
夢の52 | テラさんのフィアンセ | 2004年 9月12日号 | |
夢の53 | フクロウの城 | 2004年11月12日号 | |
夢の54 | 百面相とリュート | 2005年 1月12日号 | |
巻末 | 「恐怖探偵局」第1話「ミミズク人間」(前編) | ||
第8集 | 夢の55 | 限りなき挑戦 | 2005年 3月12日号 |
夢の56 | 伯父きたる | 2005年 5月12日号 | |
夢の57 | 新宿ワンナイト | 2005年 7月12日号 | |
夢の58 | 新しいヒーロー | 2005年 9月12日号 | |
夢の59 | ミラーボールの下で… | 2005年11月12日号 | |
夢の60 | 電話のむこうのヒト | 2006年 1月12日号 | |
夢の61 | シルバークロス | 2006年 3月12日号 | |
夢の62 | さよならテラさん | 2006年 5月12日号 | |
夢の63 | 新連載「シルバークロス」 | 2006年 7月12日号 | |
巻末 | 「恐怖探偵局」第1話「ミミズク人間」(後編) | ||
第9集 | 夢の64 | 上を向いて歩こう | 2006年 9月12日号 |
夢の65 | 国境の二人 | 2006年11月12日号 | |
夢の66 | 夢と現実のちがい | 2007年 1月12日号 | |
夢の67 | 劇画きたる! | 2007年 5月12日号 | |
夢の68 | ストーリー漫画vs劇画 | 2007年 7月12日号 | |
夢の69 | クロサワ・パワー | 2007年 9月12日号 | |
夢の70 | 少年雑誌新時代きたる! | 2007年11月12日号 | |
夢の71 | 新連載「海の王子」 | 2008年 1月12日号 | |
夢の72 | 「週刊少年サンデー」創刊!! | 2008年 5月12日号 | |
巻末 | 藤子不二雄A的トキワ荘のリアル“生活誌”大公開!! | ||
第10集 (予定) | 夢の73 | ? | 2008年 7月12日号 |
夢の74 | 赤塚不二夫 大ブレーク! | 2008年 9月12日号 | |
夢の75 | 空手修行 | 2008年11月12日号 | |
夢の76 | ? | 2009年 1月12日号 | |
夢の77 | マグリットの岩 | 2009年 5月12日号 | |
夢の78 | 漫画の描き方 | 2009年 7月12日号 | |
夢の79 | ? | 2009年 9月12日号(予定) | |
夢の80 | ? | 2009年11月12日号(予定) | |
夢の81 | ? | 2010年 1月12日号(予定) |
▼既刊本の発売日と次の予想
最新刊の発売は、前の巻からだいたい1年半〜2年くらい、最後に収録された話が掲載されて1年くらいが目安かなぁ、って思ってます。
巻数 | 発売日 | 最後に収録された話の掲載号 |
1巻 | 1997年 1月30日 | 1996年 8月28日号 |
2巻 | 1998年 2月26日 | 1997年11月12日号 |
3巻 | 2000年 5月30日 | 1999年 3月12日号 |
4巻 | 2001年 7月30日 | 2000年 7月12日号 |
5巻 | 2003年 1月30日 | 2002年 1月12日号 |
6巻 | 2003年11月29日 | 2003年 7月12日号 |
7巻 | 2006年 2月28日 | 2005年 1月12日号 |
8巻 | 2006年10月30日 | 2006年 7月12日号 |
9巻 | 2009年 5月29日 | 2008年 5月12日号 |
10巻 | 2011年 1月頃? | 2010年 1月12日号(予定) |
_ ぶんろっく。 [早速賛同してきましたよ。 しかしまぁ102冊とは思い切ったことをされましたね。 それもこれも単行本化のためのデータベ..]
_ 13号 [いや、実はそもそもただ単に松本先生分だけが欲しかった……というだけだったりします。102冊は半端じゃない量なのですが..]
_ 13号 [そういえば石ノ森全集で石ノ森分のライブコミックが全3冊で出る予定になってますよね。これも発案のきっかけの1つですかね..]